前にも話したが、ここ帯広では量販店しかないため(Topboarderは営業している)、バックカントリー用のギアが揃わないため、その多くをネットショップで調達することになってしまう。
今年のネットショップで目を引くのが、「GENTEM STICK」のCHOPSTICKSと「KORUA Shapes」だ。GENTEMのスプリットがネットで数多くの種類の板が買えるのも驚きだが、KORUAの多種多様の板をラインナップしたのにも驚き。今回はこの「KORUA Shapes」を見てみよう。
(詳しくはリンクした上をクリック)
PENCIL SPLIT 164
通常版のPENCILと同じく、スプリットバージョンのPENCILは尖ったノーズのタイプで一番長いモデルで、深雪での高速ターンと無理の無い充分な浮力を得ることができます。
パフォーマンスは通常のモデルと変わらない乗り味を再現します。
インサートホールパターンは、多くのスプリットボードが採用している Voile社のパターンで、KarakoramやSparkのビンディング等が装着可能です。
通常版の性能を保ったままのスプリットモデルです。
TRANNY FINDER SPLIT 157
オールラウンドシェイプのTRANNY FINDERはスプリットにしてもその性能は色褪せません。
TRANNY FINDERの持つ、どんな斜面、雪質にも対応できる汎用性がスプリットモデルでも体感することができるでしょう。
インサートホールパターンは、多くのスプリットボードが採用している Voile社のパターンで、KarakoramやSparkのビンディングが装着可能です。
どちらも価格は、¥89,000 + Tax ネットショップでは90,720円~96,120円ぐらいで売られている。
現在のスプリットの価格としては安い方だろう。だが1番気になるのはその性能、滑った感じだと思う。
PENCIL SPLIT 164
Spec
length(cm) | 164 |
Float(sqcm) | 4478 |
effective edge(mm) | 1180 |
running length(mm) | 1030 |
tip width(mm) | 324 |
waist width(mm) | 269 |
tail width(mm) | 293 |
Taper(mm) | 31 |
avg. sidecut radius(m) | 8.2 |
Scoop Radius(r) | 1200 |
setback(mm) | 20 |
recommended stance(cm) | 55 |
adjust. range(cm) | 50-64 |
board weight(kg) | 2.7 |
rider weight(kg) | 60-90 |
Topsheet | Polyamide(3CPA) |
Glassfiber | E-Glass Biaxial |
Core | Poplar Light |
Base | P-TEX 2000 Sintered |
Bend | Float Camber |
TRANNY FINDER SPLIT 157
Spec
length(cm) | 157 |
float(sqcm) | 4396 |
effective edge(mm) | 1200 |
running length(mm) | 1070 |
tip width(mm) | 324 |
waist width(mm) | 269 |
tail width(mm) | 293 |
avg. sidecut radius(m) | 8.2 |
setback(mm) | 20 |
recommended stance(cm) | 56 |
adjust range(cm) | 50-64 |
board weight(kg) | 2.7 |
rider weight(kg) | 50-80 |
topsheet | Polyamide (3CPA) |
Glassfiber | E-Glass Biaxial |
core | Poplar Light |
base | P-TEX 2000 Sintered |
bend | Float Camber |
Float Camberというのは、ノーズがロッカーでビンディング間がキャンバーらしい。
ベースはP-TEX2000シンタードというちょっと寂しい感じだ。
今回はスプリットの2本を取り上げてみたが、ソリッドは11種類。予約商品のスプリットが1種類、ソリッドが9種類という豪華なラインナップだ。そのすべてがネットショップでは買えないだろうが、オンラインショップで入手できるらしい。
ソリッドのラインナップも、興味深いノーズ、テールの作りの板が揃っている。
ここまで見ているとバックカントリーに特化したパウダーボードのような印象だが、ブランドコンセプトはパウダーよりもフリーライディングカービングに重点をおくということらしい。パウダーでも十分浮力感が味わえますとのこと。
低価格の理由も、お金持ちでなくても手に入れられる高品質なボードを作ることを目的としています。毎年毎年デザインの変更を行わないことにより(同一のデザインを数年間販売することで)、コスト、無駄、エネルギーを削減し、持続可能なマーケット、環境作りを目指します。またショップへの販売だけでなく、直接お客様に販売することで、価格を抑えた質の良い商品を提供することを可能にしています。と言ってる。
気になる製造元だが?
KORUAのラインナップはすべて、ポーランドのNBL社で製造されています。 NBL社は、誰もやったことのないような全く新しい商品を作りたいという私たちの情熱を共有する(形にする)メーカーです。そのおかげで、年々商品を改良していくために重要である新しいアイデアにトライしていくことができます。とのこと。
シンプルなデザイン、過剰なソール素材を使用しない、コストの低減を図ったゆえの低価格なのだろう。これで最高の滑りができたらいいことづくめじゃないだろうか?個人的にはこれだけシンプルなものも嫌いじゃない・・・
それでは
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