自分は歴史の勉強、とくにノート作りをしている時がいちばん安定している。
とくに、60歳の節目となり、たまたま失業してしまった今年、つきあいなしでどうともなくなった。
というか、付き合いしたくない。
そのうち、清貧な彼女は、欲しいが。
さて、歳をとると、ひとりが好きになる。
それは、各自が自分の波長をもっているからである。
私の場合、母とが一番波長が近い。
それでも、自分の波長の時間を好む。
私の波長の源をたどると、若い頃に住んだ東北の風土と、続いて住んだ西海の漁村の波の波長が関係している。
海の打ち寄せる波は私の心臓の波長だ。
現代の大都会の文明は、人間の波長を飲み込み壊していっている。
都会人の危機というのは、そういう気づかないところで進行していっているのではないだろうか。