私の場合、大体、人と会うと、失敗する。
人と会わない期間が長いと、精神的に安定する。
今は、中国の骨董のことを考えている。
と、いうか、人間はなにかいつも考えていないといけないらしく、しかも、強制されていること以外の事でないといけないらしい。
繭籠もり、というか、今から半年間ほどは、どうも人に会いたくない。
夏に、業者に中国骨董を安く売ってしまい、といっても2点ほどだが、ショックを受けて、塞ぎ込んでしまった。
経済危機でもあるし、ダブルショックだ。
しかし、失ったものを補おうとする本能で、中国美術の本を購入、すごく役立っている。
世間では、為替介入や金利のことでいろいろ言っているが、ストレスでビールの消費量が増えるだけだろう。
私などは、そんなの勝手にして、という感じというか、あまり、国民にストレスやショックを与えないで欲しい。
なるようにしかならない。
私の鬱も、今日は、誰とも会っていないので、最悪の昨日と較べて落ち着いている。
世間では、日本を脱出する人が増えるのではないかと言っている。
物価高に増税、少子高齢化、人口減少、そして円安。
しかし、昔は、1ドル300円であった。
人生に、失敗はつきもの、政治もまた失敗ありき、とにかく戦争という事態にならなければよい。
今の日本は、失敗を許さない不寛容な世界である。
同調圧力というものである。
日銀の金利政策に、批判的な人は多いが、その心理に同調圧力はないだろうか。
アベノミクス以来、低金利政策で雇用を守ってきた日本だが、ここで金利を上げると、合理化、リストラのあらしが見舞う。
問題は、日本は、世界中が低金利政策をとるまで、ずっと我慢の子であるのか、ということだ。
その頃には、もうみんな生活物資を買えなくなって、配給切符とかが配られるのではないか。
フードスタンプとかが。
そのころには、ものすごい赤字国債の額になっているだろう。
暴動がおきそうになり、野党は、これをあおるだろう。
政情不安なかで、警察にくわえて自衛隊も出動するかもしれない。
それから戦争へはそう遠くない。
気がする。