今日は夜、空を見上げると半欠けの月が光輝いていましたわ~
中秋の名月から9日目かと。
そこで、詩吟で「山中の月」作者:真 山民の詩文を思い出しました。
「我は愛す山中の月 烱然として疎林にかかる 幽独の人を憐れむが為に流光衣襟に散ず 我が心本月の如く月も亦わが心の如し 心と月両ながら相照らし 清夜長なえに相い尋ねん」
意味:
私は山中で見る静かなが好きだ。 それは明るく輝いて木のまばらな林にかかる。独りさびしく暮らす私をあわれんで、その美しい光は私の着物の衿にまでやってくる。
私の心は、もともと月のように清らかであるが、月もまた我が心のようである。私との心と月は互いに相照し、清らかな夜にいつまでも語りあおうとするのである」
このような清らかな詩を読むと、1,000年以上前の人はとても清い心の持ち主であり清らかであると思う。
私も清らかな心静かに月を眺めながら語り合いたいなあ。
そっと、グラスを傾けながら思う。