今日は「夏季吟道講座」2日目、会場入りは12時開始ギリギリとなりましたわ~
今日の第一講は七言節句「隣舎の紙書を贈るに問う」、作者は島田忠臣。忠臣は菅原是善に学んだ。菅原是善は菅原道真の父。後となって島田忠臣は菅原道真の師匠となった人物。(私は知らなかった( ;∀;))
大意:隣家に詩をを書き留めるための紙を所望し、書簡と紙を贈られた時の謝礼の内容でした。
裁断し紙を届けてくれた49枚の紙にこもる気持ちが有難く、その上に別に一紙を添えて手紙をくださった。薄い紙は軽いようだが御恩は厚い。まして貴殿の一紙は千金の価値があるのですから。
詩文「且く裁つ四十九張の深きを 更に得たり別枚に徳音を付するを 薄葉は軽きに似るも恩はこれ厚し
況や一紙は値千金なるをや」
1200年前の文人はなんとも奥深い心をもっておられることに驚いた詩文ですね。
私もこの島田忠臣の精神に習ってこれからの人生に役立てたいです。
3授業を終えて、午後4時30分に夏季吟道講座は終了。
帰路、おじさんたち3名と女性2名で東京駅の飲食街で喉を潤して今日の講座懇親会を締めくくりましたわ
帰宅後、猛暑に負けてグッタリ状態
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