勢いでSEIKOマリンマスターSBDB001を購入してしまいました。全く反省していないです…
マリンマスターSDBD001は今からちょうど10年前、国産ダイバーズ40周年の記念の年に発売された600m飽和潜水に対応したダイバーズウォッチです。ムーブメントにはSEIKOが誇るGMT機能付のスプリングドライブを搭載し、当時は理想的な究極ダイバーズと宣伝されていた、マリンマスターのレギュラー・ラインナップ最上位モデルです。
究極ダイバースのSBDB001も発売から10年も経っていますのでこの夏、SBDB011にモデルチェンジされました。ところがデザインは全く同じ。変わったところはルミブライトが向上し暗所での視認性が向上した事と、ケースの材質がブライトチタンから純チタンへとダウングレードした事。材質がダウングレードしたのに定価は上がり、割引率は低くなったので、実売価格で6万円ほど高くなり40万オーバーになってしまいました。
そうなると旧モデルのSBDB001の実売価格34万円が急にお買い得(?)に思えてきて、しかも同じ事を考えている人が多かったのか急に在庫がなくなってきて、ちょっと焦ってしまいました。そんな時、幸か不幸か、たまたま近くの某家電量販店に在庫が残っていたので勢いで買ってしまったわけです。
さすがに最上位機種だけあって細部の作り込みが丁寧で高級感があります。「のこ刃」型の回転ベゼルも操作しやすいです。GMTの針が白なので見間違うかと心配しましたがすぐに慣れ、案外見間違う事はありません。ちなみにGMTの針にはルミブライトが塗布されていませんので、暗所では時針と分針しか見えません。
耐久性を高めるため、厚さ4ミリのサファイアガラスが採用されています。そのためケースサイズの厚みが17ミリと、かなり厚みがある時計ですが、デザインで薄く見せる工夫がされています。
サイズは大きめで分厚いですが、チタン製のため思った以上に軽く、付け心地はかなり良いです。
左からSBDB009、SBDB001、SBDB005。結局、SEIKO・PROSPEXシリーズのスプリングドライブ搭載3機種すべてを購入してしまいました。しかし夏のモデルチェンジによりこれらはすべて型落ち機種に… でも新機種はデザインが全く同じ。何だか複雑です…
でもこのSBDB001は買って良かった! 腕の形状に合っていたのか付け心地は良く、何より時間を確認するのが楽しくなる時計です。耐久性を誇るプロ用ダイバーズウォッチなので、これから長く愛用できそうです。