写真研究部懇親会に出席のため、せっかく関東までやって来たので、11月2日は有休を使い4連休にして、ニコン党の聖地・ニコンミュージアムに行ってきました。
ニコンミュージアムはニコン創立100周年を記念して品川の本社に先日オープンした、企業ミュージアムです。企業ミュージアムのため入館は無料ですが、基本的に平日しかオープンしていないため、一般的に見学が難しいのが残念です。
内容が非常に充実しているのに、こんな機会でしか見学できないのは本当に残念ですね。
まず出迎えてくれる物は世界最大級の合成石英ガラスインゴット。価格は約1億円だそうです。
ニコンのカメラがずらりと並ぶ様は圧巻!
高校生の頃に憧れたカメラや、ずっと欲しかったカメラがすぐそこに!
幻のカメラもあり、ニコン党のマニアにはたまりません。目に毒です…
ニコンの歴史はここから始まった。
ニコン1型の試作1号機。製造番号No.6091。昭和22年に試作された20台のうちの1台。
ニコン一眼レフの元祖、ニコンF。
ニコンレンジファインダーカメラの最高峰Nikon SPと懐かしいフラッシュバルブ。個人的にはこのNikon SPが一番格好いいカメラだと思っています。
宇宙飛行士の実験や船外活動などで使用されたNASA特別仕様のF3、BigとSmall。
ここでしか見ることのできない幻の試作機も展示。
東京五輪で使用された1000mmの超望遠レンズ。
世界で初めてオートフォーカスを実用化した試作機。巨大です。
植村直己の南極冒険用に開発された「F3ウエムラスペシャル」。
報道関係者用のNikon F3P。記者をしている高校の先輩OBに触らせてもらい、その無骨なフォルムに一目惚れ。高校時代の憧れの一台でした。
お土産にニコン特製の手ぬぐいとトートバッグを購入。
実に充実した内容の濃い時間を過ごすことができました。ニコン党のみならず、カメラ好きの方全般におすすめです。 有給を使ってでも訪れる価値はありますよ!
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