おちょこな日々

「器の小さき事、御猪口の如し」 器の小さいおちょこ床宗の日記です 

ニコンミュージアム

2015年11月06日 | お出かけ(東京)

写真研究部懇親会に出席のため、せっかく関東までやって来たので、11月2日は有休を使い4連休にして、ニコン党の聖地・ニコンミュージアムに行ってきました。

ニコンミュージアムはニコン創立100周年を記念して品川の本社に先日オープンした、企業ミュージアムです。企業ミュージアムのため入館は無料ですが、基本的に平日しかオープンしていないため、一般的に見学が難しいのが残念です。

内容が非常に充実しているのに、こんな機会でしか見学できないのは本当に残念ですね。

まず出迎えてくれる物は世界最大級の合成石英ガラスインゴット。価格は約1億円だそうです。

ニコンのカメラがずらりと並ぶ様は圧巻!

高校生の頃に憧れたカメラや、ずっと欲しかったカメラがすぐそこに!

幻のカメラもあり、ニコン党のマニアにはたまりません。目に毒です…

ニコンの歴史はここから始まった。

ニコン1型の試作1号機。製造番号No.6091。昭和22年に試作された20台のうちの1台。

ニコン一眼レフの元祖、ニコンF。

ニコンレンジファインダーカメラの最高峰Nikon SPと懐かしいフラッシュバルブ。個人的にはこのNikon SPが一番格好いいカメラだと思っています。

宇宙飛行士の実験や船外活動などで使用されたNASA特別仕様のF3、BigとSmall。

ここでしか見ることのできない幻の試作機も展示。

東京五輪で使用された1000mmの超望遠レンズ。

世界で初めてオートフォーカスを実用化した試作機。巨大です。

植村直己の南極冒険用に開発された「F3ウエムラスペシャル」。

報道関係者用のNikon F3P。記者をしている高校の先輩OBに触らせてもらい、その無骨なフォルムに一目惚れ。高校時代の憧れの一台でした。

お土産にニコン特製の手ぬぐいとトートバッグを購入。

実に充実した内容の濃い時間を過ごすことができました。ニコン党のみならず、カメラ好きの方全般におすすめです。 有給を使ってでも訪れる価値はありますよ!


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