おちょこな日々

「器の小さき事、御猪口の如し」 器の小さいおちょこ床宗の日記です 

OLYMPUS PEN-F

2016年03月29日 | カメラ

新しいカメラを買いました。OLYMPUSの新しいPENシリーズのPEN-Fです。

デジタル一眼はNikon Df以来ですから約2年ぶりの購入となります。以前は新機種発売のサイクルが早く、しかもその都度、性能が大幅にアップするのでひっきりなしに新しいカメラを購入していましたが、最近は性能もある程度落ち着き、旧機種でも充分使えるので、買い換える頻度が遅くなっています。

性能がある程度落ち着くと付加価値を高めるため、メーカーはデザインや使い勝手、所有する喜びなどに力を入れてきます。このPEN-FもPENシリーズでは初めてEVFを内蔵して使い勝手が向上。そしてバルナックライカを彷彿とさせるクラシックなデザインが所有する喜びをそそります。良い面構えです。

PEN-Fではシルバーとブラックがラインナップされており、シルバーの方が人気がありますが、ここはあえてブラックを選択。と言うのもシルバーを所有している知人によると、実際のシルバーはカタログで見るよりも安っぽく見え、しかも良く反射するので映り込みが激しいと…。『バリバリ写真を撮るつもりならブラックだよ!』というアドバイスを真に受けてブラックを購入しました。ちなみに私が一番格好いいと思っているカメラはNikon SPのブラックです!

軍艦部も懐かしい感じのダイヤルで統一されています。使い勝手が良いという人もいますが、個人的には大型液晶に情報がすべて集約されている方が使いやすいと思います…。

この機種の目玉!プロファイルコントロール用のクリエイティブダイヤル! 横文字ばかりで分かりにくいですが、簡単に言うと細かな色調整がカメラで行える機能です。設定項目が多いので使いこなすまで時間がかかりそうです…。

PEN-Fは背面液晶がバリアングル式になりました。この方式には賛否両論あると思いますが、私は背面液晶のアングル変更に手間がかかるのと、光軸がズレるので使いにくいです。この点はチルト式を採用しているE-M1の方が断然使いやすいです。

新機種ですので熟成されておらず、色々と使いにくい部分や不満などはありますが、EVF内蔵で小型軽量な点や、強力な手ぶれ補正機能などは非常に気に入っており、これから街歩きカメラの主力として活躍してくれそうです。


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