人生は空振りが多かった。

写真付きで呟く独り言

新盆・旧盆

2019-07-17 23:05:26 | 日記

我が家のお盆は新盆の7月に行います。

なぜ新盆なのかは、親から聞いた話では

戦後現在地(S市の隣)に引っ越した我が家は

菩提寺(名古屋市)から徒歩と電車で

片道が約1時間かかる田舎でした。

 

お寺さんは新旧のお盆中に出来るだけ

走り回って稼がないといけない・・・・

で、S市は昔から新盆の7月に

お盆を行うのが多い土地でしたので、

我が家もS市の檀家と同じ日に

住職が読経に見えたそうで

それが今も継続?

お寺さんも檀家を回るのに同じ地方は

同じ月に檀家を回りたいでしょうね。

 

 

今年はお寺さんの都合もあり我が家は

お盆の初日の13日に姉と妹も集まり

先祖様の供養のための読経をしてもらいました。

 

盆棚・精霊棚の前でお経を上げてもらうため

お盆の読経のことは「棚経(たなぎょう)」と

呼ぶそうですね。

(写真1:盆棚の一部)

 

家人は毎年キュウリとナスで精霊馬を作っていましたが

今年はワラ製?の市販の馬と牛を代用しました。

それでも先祖様は遅刻せず無事に馬に乗って

帰りは牛に土産を一杯積んでお帰りになりました。

(今はキュウリもナスも直線で馬や牛に似合わない)

 

 

棚経が終わった後でお寺さんと雑談・・・

ここまでは普段と同じ雰囲気でしたが

それからは住職は畏まって寄付の話をされた。

(写真2:ご協力お願い状)

 

京都の総本山智積院は参拝に寄ったこともあるし

痩せても枯れても檀信徒の一員だからねぇ~

年金生活だから多くは出せないけど協力しましょう。

 

 

お盆の期間中に、ご先祖様に備える果物には

じじぃの好物でもある桃、梨、ブドウが

初物?で美味しそう~

ご先祖様より生きているじじぃの方が喜ぶ?

(写真3:お供えの果物)

  

で、今年も7月15日にお盆も終わり

仏前のお供え物をゴザ(写真1で使っている敷物)で

包んでS市のお寺に持ち込みました。

(写真4:お寺の境内に集められる供え物)

 

以前は市内を貫通している大きな川に流しましたが

現在は環境問題で流せません。

生ゴミとして出すにも気が引けるので

宗派に拘らずに引き受けてくれる

S市のお寺に運びます。

(このお寺には市のごみ収集車が来て

引き取りますので結局は生ごみ扱いになります)

 

このお寺は多分8月の旧盆も

同じことをしていると思います。

今は新盆より旧盆の方が多いかな?

 

 

午後5時前にお寺に着いたので

駐車場もまだ余裕があったし

集められたお供え物の残物も

まだ少なかったが1~2時間すると

駐車場も大混雑しゴミも山になります。

 

そしてその夜の内に市のゴミ収集車が

二回程度?来て処分するそうです。

(写真5:これから段々大きな山となるゴミ)

  

今月の住職から頂いた機関誌「生きる力」の

特集は「お盆だからこそ考えよう」でした。

(写真6:機関誌生きる力)

一応読んで考えたがお盆も過ぎて

冊子を閉じたら内容は忘れた。