我が家のお盆は新盆の7月に行います。
なぜ新盆なのかは、親から聞いた話では
戦後現在地(S市の隣)に引っ越した我が家は
菩提寺(名古屋市)から徒歩と電車で
片道が約1時間かかる田舎でした。
お寺さんは新旧のお盆中に出来るだけ
走り回って稼がないといけない・・・・
で、S市は昔から新盆の7月に
お盆を行うのが多い土地でしたので、
我が家もS市の檀家と同じ日に
住職が読経に見えたそうで
それが今も継続?
お寺さんも檀家を回るのに同じ地方は
同じ月に檀家を回りたいでしょうね。
今年はお寺さんの都合もあり我が家は
お盆の初日の13日に姉と妹も集まり
先祖様の供養のための読経をしてもらいました。
盆棚・精霊棚の前でお経を上げてもらうため
お盆の読経のことは「棚経(たなぎょう)」と
呼ぶそうですね。
(写真1:盆棚の一部)
家人は毎年キュウリとナスで精霊馬を作っていましたが
今年はワラ製?の市販の馬と牛を代用しました。
それでも先祖様は遅刻せず無事に馬に乗って
帰りは牛に土産を一杯積んでお帰りになりました。
(今はキュウリもナスも直線で馬や牛に似合わない)
棚経が終わった後でお寺さんと雑談・・・
ここまでは普段と同じ雰囲気でしたが
それからは住職は畏まって寄付の話をされた。
(写真2:ご協力お願い状)
京都の総本山智積院は参拝に寄ったこともあるし
痩せても枯れても檀信徒の一員だからねぇ~
年金生活だから多くは出せないけど協力しましょう。
お盆の期間中に、ご先祖様に備える果物には
じじぃの好物でもある桃、梨、ブドウが
初物?で美味しそう~
ご先祖様より生きているじじぃの方が喜ぶ?
(写真3:お供えの果物)
で、今年も7月15日にお盆も終わり
仏前のお供え物をゴザ(写真1で使っている敷物)で
包んでS市のお寺に持ち込みました。
(写真4:お寺の境内に集められる供え物)
以前は市内を貫通している大きな川に流しましたが
現在は環境問題で流せません。
生ゴミとして出すにも気が引けるので
宗派に拘らずに引き受けてくれる
S市のお寺に運びます。
(このお寺には市のごみ収集車が来て
引き取りますので結局は生ごみ扱いになります)
このお寺は多分8月の旧盆も
同じことをしていると思います。
今は新盆より旧盆の方が多いかな?
午後5時前にお寺に着いたので
駐車場もまだ余裕があったし
集められたお供え物の残物も
まだ少なかったが1~2時間すると
駐車場も大混雑しゴミも山になります。
そしてその夜の内に市のゴミ収集車が
二回程度?来て処分するそうです。
(写真5:これから段々大きな山となるゴミ)
今月の住職から頂いた機関誌「生きる力」の
特集は「お盆だからこそ考えよう」でした。
(写真6:機関誌生きる力)
一応読んで考えたがお盆も過ぎて
冊子を閉じたら内容は忘れた。