週刊金曜日に今月6日、銀座で電気料金値上げ反対のデモが行われたこと、そしてそのデモ主催者のブログ(http://d.hatena.ne.jp/neageiya/)が紹介されていた。基本料金の値上げは月額800円、年間で9600円…。反対したくなる人の気持ちはよく分かる。事前に知っていればデモに参加したかったくらいだ。
遅ればせながらも、この問題を取り上げようと思ったのは、週刊金曜日にも書いてあるが、「独占企業だからCMは不要のはずなのに、TVで莫大な宣伝費もかけてある」ことだ。
不要なCM・広告の宣伝費を払いながら値上げするのはおかしいというだけでなく、不要なCMをして宣伝費をマスコミに支払うことで、マスコミの口を封じるという効果があるという問題もある。
もちろん、ガスと競合する部分があるから、オール電化の広告・CMが必要だという一面はあるだろうが、ほかのCM、たとえば、転居の際に電力会社へも連絡をするように、とか、節電の方法を知らせるCMなんてのは必要だろうか?
本当は、CMなんて必要ないけれど、マスメディアに金をばらまき、原発批判などを抑える必要があるから、CM・広告を作って流しているというのが本音だとしか思えない。
直接的に原子力発電の利点を垂れ流しているCMもあるが、よくよく、考えると、電気の利用者の中には、原発に反対している人もたくさんいるだろうに、そういう人から集めた金で原発推進のCMを流しているというのはおかしくないだろうか…。
いやいや、よくよく考えるまでもなく、おかしい。
もし、原発推進派と原発消極派の電力会社を選択して契約できるのであれば、推進派の電力会社が、推進CMをするのも理解できるが、実際には、一地域では特定の一社の電力会社としか契約ができない。
それでいながら、利用者の承諾も得ないまま、原発を推進するCMを流し続けている…。
もちろん、いまさら、電気を使わない生活を選択するわけにはいかず、電力会社と契約をしないというわけにはいかない…。
これって原発反対派の人に、自分で自分の首を絞めるように強いているのと同じではないだろうか…。
…ひらめいた!
原発推進コマーシャルが放送されるごとに原発反対派の人は精神的苦痛を受けているのではないかい?
ということは、そのたびに慰藉料請求権が発生しているんではないかい!
原発推進CMに対する慰藉料請求訴訟、略して、でんこちゃんに原発推進を無理強いさせるな訴訟…あ~略になっていない…。
(注:でんこちゃんとは、東京電力のキャラクター)
略になっていようがいなかろうが、でんこちゃんに原発を推進させるなんて、でんこちゃんの気持ちを思うと、苦痛で耐えられないっていう人も多いと思うので、結構いけるかも…。
(注:現在の東京電力のウェブサイトでは、でんこちゃんが原発推進PRに使われている)
強制的に支払わされたお金を自らの信条に反するCMに使われている…何とか、慰藉料請求の法律構成ができそうですが、どうでしょうか?
この記事のコメント欄に、でんこちゃんに原発推進を無理強いさせるな訴訟の可能性について、ご意見をいただけたら幸いで~す。
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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遅ればせながらも、この問題を取り上げようと思ったのは、週刊金曜日にも書いてあるが、「独占企業だからCMは不要のはずなのに、TVで莫大な宣伝費もかけてある」ことだ。
不要なCM・広告の宣伝費を払いながら値上げするのはおかしいというだけでなく、不要なCMをして宣伝費をマスコミに支払うことで、マスコミの口を封じるという効果があるという問題もある。
もちろん、ガスと競合する部分があるから、オール電化の広告・CMが必要だという一面はあるだろうが、ほかのCM、たとえば、転居の際に電力会社へも連絡をするように、とか、節電の方法を知らせるCMなんてのは必要だろうか?
本当は、CMなんて必要ないけれど、マスメディアに金をばらまき、原発批判などを抑える必要があるから、CM・広告を作って流しているというのが本音だとしか思えない。
直接的に原子力発電の利点を垂れ流しているCMもあるが、よくよく、考えると、電気の利用者の中には、原発に反対している人もたくさんいるだろうに、そういう人から集めた金で原発推進のCMを流しているというのはおかしくないだろうか…。
いやいや、よくよく考えるまでもなく、おかしい。
もし、原発推進派と原発消極派の電力会社を選択して契約できるのであれば、推進派の電力会社が、推進CMをするのも理解できるが、実際には、一地域では特定の一社の電力会社としか契約ができない。
それでいながら、利用者の承諾も得ないまま、原発を推進するCMを流し続けている…。
もちろん、いまさら、電気を使わない生活を選択するわけにはいかず、電力会社と契約をしないというわけにはいかない…。
これって原発反対派の人に、自分で自分の首を絞めるように強いているのと同じではないだろうか…。
…ひらめいた!
原発推進コマーシャルが放送されるごとに原発反対派の人は精神的苦痛を受けているのではないかい?
ということは、そのたびに慰藉料請求権が発生しているんではないかい!
原発推進CMに対する慰藉料請求訴訟、略して、でんこちゃんに原発推進を無理強いさせるな訴訟…あ~略になっていない…。
(注:でんこちゃんとは、東京電力のキャラクター)
略になっていようがいなかろうが、でんこちゃんに原発を推進させるなんて、でんこちゃんの気持ちを思うと、苦痛で耐えられないっていう人も多いと思うので、結構いけるかも…。
(注:現在の東京電力のウェブサイトでは、でんこちゃんが原発推進PRに使われている)
強制的に支払わされたお金を自らの信条に反するCMに使われている…何とか、慰藉料請求の法律構成ができそうですが、どうでしょうか?
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★「憎しみはダークサイドへの道、苦しみと痛みへの道なのじゃ」(マスター・ヨーダ)
★「政策を決めるのはその国の指導者です。そして,国民は,つねにその指導者のいいなりになるように仕向けられます。方法は簡単です。一般的な国民に向かっては,われわれは攻撃されかかっているのだと伝え,戦意を煽ります。平和主義者に対しては,愛国心が欠けていると非難すればいいのです。このやりかたはどんな国でも有効です」(ヒトラーの側近ヘルマン・ゲーリング。ナチスドイツを裁いたニュルンベルグ裁判にて)
★「News for the People in Japanを広めることこそ日本の民主化実現への有効な手段だ(笑)」(ヤメ蚊)
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