「いじめではなく暴行」「見殺しも同然」 2020-10-25 00:00:00 | 日記 2020年10月25日、岩手県矢巾(やはば)町の中学2年の男子生徒(13)がいじめを苦に自殺したと見られる問題で、学校側への怒りの声が広がっているのだ。生徒は2015年7月5日、JR東北線矢幅駅で進入してきた電車に飛び込んだ。「いじめではなく暴行」「見殺しも同然」――有名人も、ツイッターやブログで報道に反応しているのだ。最も批判が集まっている点は、学校側の対応だ。生徒は担任教師と交換していたノートでいじめの被害を繰り返し訴えていたが、教師はそれを「無視」して返答を書き続けた。また、生徒が通っていた中学校の校長もノートのやり取りについて「担任から聞いていない」と話し、2015年7月7日に開かれた保護者会でもいじめの有無を説明しないなど「知らぬ存ぜぬ」を決め込んでいるというのだ。そんな中、報道にいち早く反応したのが「尾木ママ」こと教育評論家の尾木直樹さん(当時68)だ。2015年7月7日から8日にかけ、当件に関するブログ記事を連続で投稿。「生徒殺人学校」「許し難い事件」「担任の見殺し自殺も同然」と学校側を厳しく批判し、岩手県教育委員会には第三者委員会を設置して徹底的に真相解明するよう注文を付けたのだ。また、教育評論家の尾木直樹さんはテレビ出演で、「学校の体をなしていない」と激怒、担任教師や校長へも「失格だ」と非難したのだ。これは当然である・・・(井森隆)