「犯罪行為に等しい」 2021-02-28 00:00:00 | 日記 2021年2月28日、2015年国勢調査で、千葉県船橋市の調査員の80代の男性が、自分が管理するワンルームマンションに入居する約50世帯の住民情報を、本人の許可なく調査票にそのまま書き写していたことが市の調べで分かったのだ。市国勢調査実施本部などによると、男性は船橋市前原西のマンションを所有・管理しており、調査員に任命されていた。住民の一人が、全国で調査票の回収が始まった10月になっても関係書類が手元に届かないため、男性を問い詰めたところ、入居時に住民が提出した個人情報を基に調査票を書いたことを認めたというのだ。住民から知らされた実施本部の職員が男性を訪ねて事情を聴くと逆上し「5年前も10年前も(調査員に任命され)同じやり方でやった。自分が書いた方が正しい情報が伝わると思った」と主張したというのだ。これは犯罪行為なのではないか。市本部は「大変遺憾。今後は一層厳正に調査を進めたい」とし、総務省国勢統計課は「違法な行為で、調査員は公務員として処分の対象になる。ただ、犯罪的な実害はなく、刑事事件にするまでは考えていない」としているが、今後のために刑事告発するべきだったのではないのか。2020年の国勢調査はこのような不正行為はなかったのだろうか・・・(井森隆)