さてさて、お久しぶりの更新です。最近は週刊が習慣に・・・・
今回は、「仕口2 あり掛け」です。
前にも書きましたが、材料を加工し、角度を付けて接合することを仕口と呼びます。
そもそも木造建築が行われ始めた当初は、継手というものは存在しなかったそうです、材料を一本木のまま使い、角や柱にホソや、渡り顎で家を建てていたのが遺跡から出土していますが、その時代には継手を使った形跡はなかったそうです。
少し横道に逸れましたが、本題の蟻掛けです、蟻継ぎと同じく逆三角形の形となっており、横架材どうしを接合する仕口の中では最も基本的な形ですね。
さっそくスケッチアップのモデルをダウンロードしてみましょう。
さて、先ほども述べましたが、基本的な形ということで、墨付けは簡単なのですが、ポイントは女木の芯墨から面(つら)までの距離を測ることです。
大入れの場合だと、芯墨からの距離は統一できますが、面ありの場合は材料の変形などでそうはいきません。
必ず芯隅からの距離を控えておきましょう。
刻む時のポイントは、写真のようにノコを3か所に入れます、こうするとノミで掘るときに簡単に取れます、こうしないと中に詰まるような形になるので、一苦労です。
墨は首元側を半分残し、頭側を取っ払うような形にすると、グッと引き寄せるような形になります。
この形は蟻のみの形で支えるので、あまり水平の力に対して強くありません、できれば大入れ蟻掛けにしたほうが無難でしょうね。
仕口で注意するポイントは、矩(かね)の手(直角の意)と芯墨からの尺返りです、特に男木の芯墨は取り除くので、予め尺(この場合は100返り)の逃げ墨を取っておくのです、こうすると差し金で間違いがないかチェックすることが容易になります。
いつものことですが、のこ挽きの出来で善し悪しがほぼ確定します、慎重にかつ大胆にちゃっちゃと作り上げましょう。
おしまい。
今回は、「仕口2 あり掛け」です。
前にも書きましたが、材料を加工し、角度を付けて接合することを仕口と呼びます。
そもそも木造建築が行われ始めた当初は、継手というものは存在しなかったそうです、材料を一本木のまま使い、角や柱にホソや、渡り顎で家を建てていたのが遺跡から出土していますが、その時代には継手を使った形跡はなかったそうです。
少し横道に逸れましたが、本題の蟻掛けです、蟻継ぎと同じく逆三角形の形となっており、横架材どうしを接合する仕口の中では最も基本的な形ですね。
さっそくスケッチアップのモデルをダウンロードしてみましょう。
さて、先ほども述べましたが、基本的な形ということで、墨付けは簡単なのですが、ポイントは女木の芯墨から面(つら)までの距離を測ることです。
大入れの場合だと、芯墨からの距離は統一できますが、面ありの場合は材料の変形などでそうはいきません。
必ず芯隅からの距離を控えておきましょう。
刻む時のポイントは、写真のようにノコを3か所に入れます、こうするとノミで掘るときに簡単に取れます、こうしないと中に詰まるような形になるので、一苦労です。
墨は首元側を半分残し、頭側を取っ払うような形にすると、グッと引き寄せるような形になります。
この形は蟻のみの形で支えるので、あまり水平の力に対して強くありません、できれば大入れ蟻掛けにしたほうが無難でしょうね。
仕口で注意するポイントは、矩(かね)の手(直角の意)と芯墨からの尺返りです、特に男木の芯墨は取り除くので、予め尺(この場合は100返り)の逃げ墨を取っておくのです、こうすると差し金で間違いがないかチェックすることが容易になります。
いつものことですが、のこ挽きの出来で善し悪しがほぼ確定します、慎重にかつ大胆にちゃっちゃと作り上げましょう。
おしまい。
宜しくです
今、一方挿しやってるけど、いきなり柱に刺さるのが想像できないみたいです・・・
二方挿しになると・・・・
どうやったらそんな方向に書けるのってな感じで書いてくれるんですよね~
人の話し聞いてるのかぁ~ってよく思っていました