ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

久しぶりの味

2018-10-18 23:41:14 | つれづれ

 

「コーヒー牛乳」「フルーツ牛乳」…まだ売られているのは知っていましたしが、

もともと大好き~…ということもなかったので、買ったことがありませんでした。

たまたまいつも宅配をお願いしている牛乳やさんのチラシに「懐かしい味」として、

このほかにイチゴ味など5本セットで紹介されていたわけです。

懐かしいなぁと、つい申し込みました。

いやいやほんと久しぶり。飲んでみましたコーヒー牛乳。そうそうこの味!

お風呂屋さんの思い出です。はい、腰に手を当てて!

 

私が子供のころは、下町で「風呂なし」は当たり前。

いつも歩いて5分ほどのお風呂屋さんに行っていました。10歳くらいまででしたかねぇ。

毎回買ってもらうわけではないのですが、たまに母が「飲んでこか」と言って1本。

そう、私は小さかったので1本は飲みきれず、いつも母と半分こしてました。

よく「お風呂上りの牛乳」といいますが、私子供のころ牛乳が嫌いでした。

母は「フルーツ牛乳」があまり好みではなかったと思います。

なので、どの牛乳よりも「コーヒー牛乳」を覚えているのだと思います。

飲ませてくれるのはいつも、お風呂上りの暑さがしんどい「夏」。

あのころはクーラーなんてありませんでしたからね。

確か背の高い大きな扇風機があったように記憶しますが、みんなで使うものですから、

一人でずっとあたっているわけにはいきません。

冷たい飲み物で涼をとるのが手っ取り早かったのでしょう。

 

久しぶりに飲んだコーヒー牛乳、味は変わっていませんでした。

一口ずつ飲みながら、あのころのお風呂屋さん風景を思い出していました。

壁の絵はいつも富士山と松原みたいなのとか、秋あたりだと、紅葉の山の景色に湖とか。

最近の銭湯は「ヨーロッパの景色」なんてのもあるそうな。

その銭湯が今も残っているのは、経営者の努力でしょうねぇ。

いつも番台にすわっていたおばさんは、風呂屋のおかみさん。

いつも着物に割烹着で、顔立ちがなんというかきりっとした美人、粋な感じの人でしたっけ。

若いころは芸者さんかな、と思うような人でしたねぇ。

 

コーヒー牛乳の瓶は形変わらずですが、ふたは変わりましたね。今は飲み残してもフタがあります。

昔のクシャッとかぶせてあった薄いビニール、細い針みたいなのをさしてあける紙のフタ、懐かしいなぁ。

最近、ペットボトルやプラゴミのことがよく報道されています。確かに瓶は重いし割れる心配もありますが、

持ち歩かずに家で飲むなら、瓶はエコだと思いますねぇ。

2週にわたって頼んだので、来週の木曜にもまた5本届きます。

しばらく、飲みながら思い出をたどる「ホッコリ・タイム」になりそうです。

 

 

 


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2 コメント

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Unknown (とんぼ)
2018-10-19 21:17:43
あけ様

お風呂屋さん、あたりまえのように通っていましたが、
いまになって懐かしく、たまには行きたいなぁと思います。
真夏はコーヒー牛乳ではなくて、途中の「かき氷」でした。
私の通っていた学校では「給食」がなかったのです。
なので、話に聞くだけで、鯨も揚げパンもしらなくて。大人になって「なつかしの揚げパン」を盛況で見て、食べました。
おいしかったです。
ほんとに時代は変わりましたねぇ。
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懐かしい! (あけ)
2018-10-19 13:43:41
私も、50年前、お風呂のない家で、家族で、お風呂屋さんへの帰り支度中に、母に、コーヒー牛乳を買って、姉や、弟と、回し飲みしてました、当時は、カルピスや、フルーツ牛乳もありましたが、喉に、まとわりつく甘さが嫌で、コーヒー牛乳よく飲んでました、給食でも、牛乳に、粉末のコーヒーの粉みたいなのを入れてました。それに、鯨の竜田揚げや、揚げパンが出た日には、みんな、テンションアップでした。孫の小学校は、ビュッフェですよ、時代は変わりますね。夕涼みに、出来たばかりの、ミスタードーナツで、コーラを飲みに連れて行ってもらいました。
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