写真は縫い取りお召しの着物、解いたものです。
色違いで2枚・・ではなくて、実は大失敗!色落ちです。
左のグレーっぽい柄のものが元々のもの、右が洗ったら色でちゃったもの。
最初にちょっと迷ったんです。元の地の色は濃いし、柄の糸色は薄いし、
恐る恐る水につけたとたんに、ものすごいチョコレート色の水がでたので
「こりゃアカン」と、急いで水をかえてすぐに絞ったのですが、
伸子張りして乾いたら、みごとにぜ . . . 本文を読む
このところ、天候がさだまりませんで突然ポツポツ雨・・なんてことも、
夜に雷なって、PC中断したりいそがしいです。
梅雨まではまだあると思うのに・・ですね。
どうやら明日からなんとかお天気らしくて・・。あっ関東のお天気です。
だから、というわけでもないのですが、車の中に入れっぱなしだった傘を・・。
写真の傘なんですが、上に置いたのは大きさ比較のつもりだったハガキ、
よくわかりませんねぇ、すみませ . . . 本文を読む
写真は、鬼しぼちりめんの襦袢です。
なんともはや、いつにも増して「ハデ」な色柄です。
柄は「どんぐり」、しかも紫のどんぐり!!
アップはこんなです。
どんぐりと葉だけなら、どちらかと言えばじみな色目なのですが、
隙間を埋めるわずかな「朱赤」が、実に目立つ!効いてますね。
これも古さからいうと着物からの作り替えと思われるのですが、
実際のところはわかりません。着物にしても襦袢にしても、
いく . . . 本文を読む
写真は「腹合わせ帯」裏表モスリンです。
柄に一目ぼれで買いました。12月にご紹介すればよかったですね。
「討ち入り」の色紙や千社札の図柄です。裏は更紗風。
この帯については、のちほど・・。
帯そのものの歴史については、以前にも書いていますので、
今日は近代の帯?について・・。
昨日お話した「丸帯」は、もちろん今でも作られてはおりますけれど、
やはり高級品であり、礼装用が主流です。
現在よく使わ . . . 本文を読む
ただいま古着の整理中のため、いろいろ出てまいりますー。
今日は古い帯が出てまいりましたので、帯のお話を・・。
これは戦前のものと思います。で、どういう帯かといいますと「丸帯」です。
丸帯というと、花嫁さんが締めたり留袖の帯だったりと
何かと豪華な印象がありますか、普段帯でも「丸帯」はありました。
ちなみに丸帯というのは、幅70センチくらいの布を半分に折ってとじたもの。
裏表同柄、染めなどの場合 . . . 本文を読む
昨日は、申し訳ありませんでした。
千兵衛様ご推察の通りパソコンと格闘・・じゃありませんてば・・。
いや、それも実はやっておりましたが、まずはこのところ「とりあえず」と
置いてあった「着物の古着」を片付け、ついでに「洋服」のほうも、
もう着ないものなど、いとこに送るべく着物と洋服とはぎれに埋もれ、
ダンボールと格闘しておりました。
写真は、整理して入れ替えました「いずれ販売予定」の「訪問着」です。 . . . 本文を読む
してやったり・・というべきか、なんじゃこりゃ・・というべきか。
なんとこれ「女性の襦袢だったらしい」・・というのです。
三味や太鼓の音まで聞こえてきそうですね。
芸者さんのほかにもズラリと並んだちょうちんと雪洞、
思わずいろいろ数えたくなりました。
こういう図は「殿方」の「一度はやってみたいユメ???」
もし、本当に女性の襦袢だったとしたら、
「こんなユメなんぞ描いてハナの下伸ばしてるオトコ共よ . . . 本文を読む
本日は、襦袢です。
最近は、元が着物だったのか、元から襦袢なのか考えてしまいます。
昔の着物の色柄は、いまよりずっと大胆ですから・・・。
これは単の襦袢で、肩から背中までと居敷あてに木綿が使われています。
袖口を一寸広げてありますが、袖口の内側にレースが縫い付けられてあります。
これはすそにもグルリとついていまして、昔の着物ではよく見られます。
要は「補強と汚れ対策」ですね。これは単なので綿レー . . . 本文を読む
このところ、何かと写真と関係のないお話が続きましたので、
今日はしっかり「ハギレ」とそのお話し・・です。
鳥好きのかた、お待たせ致しました?ハトです。
なんともリアル・ハト・・です。これは羽裏、平絹です。
反幅いっぱいに写しました。かなり大きな柄です。
木目と丸い穴、つまり「ハト小屋」ですね。木目も実にリアルで、
絵を見ているようです。この下に、もう一柄、それの繰り返しです。
それにしても上手な . . . 本文を読む
写真は私の帯です。実は15年くらい前に買ったものの一度もしめてません。
もったいなーい。なにかフラフラと買ってしまった感じです。
単、かがり帯です。四葉のクローバーの中に、丘と家、
茎のところにも樹と家がならんでいます。原画は「永田萌さん」、
帯のたれのウラ部分に「萌」とはいっています。(折り返してあるところ)
なんでこんな、めるへんちっくな帯を買ってしまったのだろー。
写真で見るとずいぶんきた . . . 本文を読む
先日「浴衣に椿柄は許せない」とかいたことで、いろいろコメント頂きました。
ありがとうございます。私のつたない言葉遣いと表現のため、
ご不快な思いをなさった方も、多数いらっしゃったことと思います。
誤解を招くような言葉を使いましたこと、お詫び申し上げます。
いろいろお教えくださったかた、やんわりお叱りくださったかた、
言いたいことはわかるわよーといってくださったかた、ありがとうございました。
こ . . . 本文を読む
昨日はなんとなく中途半端でした。ほんっとまとまりなくてすみません。
今日は、「作り変え」のお話を・・・。
さて、まずは昨日お話した「かるぱん」について。これは「はかまの作り方」と
「もんぺの作り方」の両方から、使いたいところだけ取り出して、
勝手に作ってみました。サイズも細かく決まっていないというおおざっぱです。
以前使った写真の下半分、ひきのばしてみました。ちとボケてますです。
かるさんは . . . 本文を読む
ここ数日、ちょっと勢い込んで書いておりまして、
夜中にアップしたり、朝イチだったり、ストック記事からあげたり、
一日がかりで書いたり・・これ、いかに性格が「散漫」かということですね。
どうもきちんとできない・・典型的なO型・・だそうです。
で、今日はよりいっそうまとまりなく?書いてみようかと。
まず、先日の「イラスト」かと思った・・というコメントをいただいた写真、
アップで撮ってみました。セー . . . 本文を読む
写真は、今日実家で写してきた「あけび」、今年はちょっと遅いそうですが、
数はたくさんなりそうです。まだちいさいですー!
着物の写真まにあわなくて、「今年の秋の味覚」予告編??
秋にあけびをほしい方、とりにきますか?どーぞー。
このところのお話で、着物を着るときの決まり事のひとつ、
「いつ着るか」「いつから着るか」について、考えてみましょう。
いわゆる「着物の決まり事」では、衣更えというものがあ . . . 本文を読む