とても古~い「切符」です。同じものが連番で2枚、
1枚は日付がわかりやすいように立てました。
なんと24.1.16の日付です。これは、古い羽織から出てきました。
どこからどう人の手を伝わってきたのか、今となってはわかりませんが、
着物と一緒に袂の底で眠っていました。
切符には「京都より(復)元八幡ゆき 4日通用 往復31圓 小/元」
の文字があります。往復切符の半券、帰りの分ですね。
パンチが入 . . . 本文を読む
今日は「にわとり」・・、にわとりに関するお話は・・・って、
別に昔話の題材のために探したと言うわけではないんですよ。
昨日今日は、ハギレの中でももうこれしかない・・というような、
小さなものを調べてまして、これが出てきたんです。
それでこのところちょっと「昔話」づいてまして、
つい「にわとり」の出てくる話しってあったっけ・・と・・・。
先に「ハギレ」のお話をいたしましょう。
これは襦袢の袖分し . . . 本文を読む
これは、頂き物、半紙2枚分くらいの大きさしかありません。
地色と、すずめの着物の色が同化してしまっているように見えます。
最初からわざと、そういう「効果」をねらってのことかと思ったのですが、
一番右端の「縫い代」に入っていたところを見ると、ごくごくわずかですが、
着物のほうが濃いのです。よーーーく見ないとわからないくらい・・。
境目がわからなくても、それはそれで、かわいい柄に見えますね。
実際に . . . 本文を読む
もうとーーーっくにカンカン照りの夏のはずなのに・・。
まぁそうなったらそうなったで、暑いのヤダー・・になるんですけどね。
それでも、洗濯をカンカンのお日様で乾かすのはキモチいいですよねぇ。
さて、本日の写真は「私物」、私のゆかたです。
真ん中の紺地は、もう30年近く経ちますか、
当時としては、かなりモダンな柄行でした。
両脇は近年のもの、どちらも自画像・・つまり「とんぼ」柄です。
右のとんぼは . . . 本文を読む
今日は、予定が次々押せ押せになりまして、もー時間が・・。
なので、ちょびっとだけ・・・。
写真は、先日入手の「襲」の中着です。
珍しいんですが、これ「お召しの襲」なんです。
襲というと大体は見事な染めや刺繍・・と言うのが定番・・と思っていたので、
お召しは私もはじめて・・・。
こちらは中着ですが、もちろん表着もあります。
柄としてはジミなのですが、とても重厚な感じがします。
面白いのは、中着のほ . . . 本文を読む
たまには着物を離れまして・・。
今日は久しぶりに、ほんっとーに久しぶりにお日様がでました!
待ってましたとばかりに、どーーーっと洗濯しました。
暑かったですけれど、汗かきながらもわっせわっせと洗濯干すのは
とてもキモチよかったです。梅雨ももうじきあけそうですね。
さて写真ですが、昨年買った「竹のチップのシーツ」。
これ、ホントに涼しいんですが、このところ熱帯夜もそうなかったので、
やっと出して . . . 本文を読む
タイトルに反して、名前の付けようがない柄・・。
これは銘仙です。これで幅いっぱいですから、かなり大きい柄というのは
わかっていただけると思うのですが、それにしても・・なんなんだこれ・・。
一応右側は「花柄」・・らしいのですが、なんとなく花・葉・茎というより
「田楽」とか「バーベキュー」を連想してしまいました。
左の幾何柄部分はもう説明のしようがありません。見たままで・・。
よくまあ、こんな柄を着 . . . 本文を読む
いつも男物の羽裏ばかりですので、たまには「女物」を・・。
こちらは「陶器柄」、お皿のもようですね。これで幅いっぱい、大柄です。
女物の羽裏は「額裏」はほとんどなく、小紋柄がほとんど。
こちらは「色紙」、ピンク部分がわずかに色あせています。
こちらは地紙
女物の羽裏は、総じてかなり「派手」です。
一番下のものも、地色は薄い緑ですので地味なほうですが、
柄は華やか。大体こんな感じ . . . 本文を読む
男の子の着物ではよく見る「桃太郎柄」、ただかぶとがあるだけでなく、
どこかに「桃太郎」をあらわすものがはいっています。
これはもう、まずは「旗」の桃のしるし、こちらはお供の「キジ」、
おもちゃのキジ車ですね。その下は「凱旋」したときのお宝・・。
右側に臼と杵があるのは「きび団子」をあらわしているのでしょうね。
実は、この柄を出してきたのはこれをいただいたから・・。
ホンモ . . . 本文を読む
これも「羽裏」、「通り」を描いたもの、ただそれだけなんですが粋ですね。
上の写真はちょっと見づらいので、部分アップで・・。
暖簾のさがった町の通り柄に千社札風のものが飛んでいます。
「魚河岸」の文字や粋な一節を書いたものなど。
こちらはさかさまなのでひっくり返して写しました。
こちらの札は「役者」関係、菊五郎格子に奴衣装のデザイン、
それに「辻占」の文字。
この羽織は紋付では . . . 本文を読む
この暑いのに「忠臣蔵」です。あんまりおもしろかったもんで・・。
羽裏です。「額裏」ではなくて「連続柄」、
いわずと知れた「松の廊下」と「討ち入り当夜」。
それにしてもなんともマンガチックで・・・。
それぞれのアップはこんなです。
まずは「松の廊下」から・・・
なんといいますか、もーやっぱりマンガ・・。でもいい味でしょ?
これを最初に見たとき思い出したのが、かつてのドリフターズ、
「志村け . . . 本文を読む
羽裏です。緞子の羽裏で、羽織や裏地のほかの部分は少し傷みがありますが
幸いこの羽裏はセーフです。全体に薄い色合いの、柄もやさしい羽裏ですね。
荷物を運んだ後か人を乗せた後か、小川で水を飲んでいます。
こちらがアップ。
そばにいる「飼い主」のじーちゃんは、とても優しい顔で、
馬の横腹をポンポンとたたきながら、ねぎらっています。
これから遠くに見える家に帰るのかもしれませんね。
家の近くの . . . 本文を読む
昨日はいったいなんだったんでしょうか。
知人からは「表題だけで、文が出ない」といわれるし、
自分で入れたコメントがぜんぜんアップされないし・・。
このところ、あちこちのブログでいろいろトラブルが起きているようです。
ブログ人口の急増に、プロバイダーが追いつかないのでしょうねぇ、
がんばってもらいたいものです。
さて、本日は袷の長じゅばんです。元禄風の芸人たち。
シボも地紋も細かくしなやかな「紋 . . . 本文を読む
着物とともに、本の整理もしておりまして、いらない本をだいぶ処分しました。
着物と本は売るもんじゃない(商売でではなく、古着やさん、古本やさんに)と
母から聞かされていましたが、ほんとにそうですね。
それでも片付けばけっこうな話し、ゴミとして捨てるより、
誰かにまた楽しんでもらえれば・・と、でも安かったぁ・・・!
で、整理していて出てきたのが、以前にもアップしました「昔の通販カタログ」、
これは . . . 本文を読む