ほばーりんぐ・とと

ただの着物好きとんぼ、ウンチク・ズッコケ・着付けにコーデ、
あちこち飛んで勝手な思いを綴っています。

ちょっとお知らせ

2008-08-16 11:12:23 | つれづれ
すみません、昨日一度記事アップしたあと、一箇所訂正して、
再度アップしたとき「草稿」にしてしまいました。
出たり消えたりしてすみません。



「国際福祉機器展」のハガキです。
東京ビッグサイトで開催されます。

福祉機器というと、普通に暮らしているかたは、
あんまり用ないわぁ…と思われるでしょう。
確かに、車イスとかポータブルトイレなんていいますと、
そういう状態にならないと用がない…なんですけれど、
この機器展、そういう目的がなくても、けっこう興味深いものなんですよ。

「福祉」というとつい「ベッド・トイレ・車イス」と、
ポピュラーなものが浮かびますが、この展覧会ではスプーンとか靴下とか、
そんな細かいものだけでも、たくさんの種類が出ます。
滑り止めシートなんて、普通の暮らしでも役立ちますしね。
大きなものは家の改造や、エレベーター、リフト、福祉車両、電化製品、
小さなものは滅菌ガーゼまで、ありとあらゆる生活用具が並びます。
私は毎年この時期で何かしらあって行きそびれていますが、
今年こそはいきたいなぁと思っています。

こんなことを言うのは僭越かもしれませんけれど、
自分が何も不自由がないと、障害とか病気ってあまりピンときませんよね。
福祉の機器は、とにかく「少しでも不自由なところをカバーするために」、
或いは「少しでも介護をするのに便利なように」と考えて作られています。
そういうものを見たり聞いたり、実体験すると(例えば車イスに乗ってみるとか)
不自由な人ってこうなんだ…とか、こういうものがあると便利なんだ、とか、
障害のある人の生活や感覚を、少し知ることができます。
例えば車イスの車輪があんなに大きいのは安定をよくするためですが、
後ろで押して操作するには小さいほうがいいのです。
自分で車イスを走らせる(自走といいます)ことができるか、
電動ならできるのか、自分では全くできないのか、によって、
車輪の大きさは変えたほうが便利なのです。
もちろん、乗る人の体の状態によっても違いますが…。
スポーツ用の車イスの車輪が「ハ」の字型なのは、
小さくても安定をよくして小回りが利くようにするためです。
息子の車イスだってあれでもいいんですが、今度は車体や車輪が小さくなっても
車幅が広がります。そんなことをあれこれ考えて、
障害者は「自分の暮らしと状態にあった車イス」を作るんです。

あんまり「福祉」と構えないで、生活用具展みたいな感覚で
健常者のかたがたにも、一度行ってみてほしいなぁと毎年思っています。

会場 東京ビッグサイト
日時 9月24日~26日 10時~17時
入場は無料です。

HPはこちら

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2 コメント

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行きました (かつ)
2008-08-17 18:11:18
お久しぶりです。
6年位前に福祉用具専門相談員の資格を取ったときに行ってきました。
勉強したときよりも、進んでいて使いやすくなっている物も沢山あり参考になりました。
でも、習った事が全然生かされてないのが、今の仕事ですけどね・・・
とんぼさん是非見に行って下さい。
とんぼさんのことだから、今使用しているもの
も、買い変えないで改良してしまうかも
返信する
Unknown (とんぼ)
2008-08-17 20:15:24
かつ様
おひさしぶりです。
おぉ行かれましたか。
私は以前「晴海」でやっていたころに一度行き
そのあとビッグサイトにかわって
一回行っています。
晴海のほうが、いきやすかったよーな…。
どっちにしても「そばにいってからが
なかなかつかない」ところですよね。
ぜひ行きたいと思っています。
返信する

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