昨年ロードショー公開されたばかりの作品。ジャンルで言うなら、ホラー&サイコ&サスペンスてな感じでしょうか。
老朽化したバスルーム。部屋の対角線に、2人の男が鎖で繋がれている。
部屋の中央には自殺死体。その手には、銃とテープレコーダーが握られている。
2人の男達に下される命令“助かりたければ…”
公式サイトの刺激的な映像に魅了されて、借りてきました。
サンダンス映画祭で大評判を呼んだという一作。
“メメント”や“アイデンティティ”系なのかな、勝手に期待してました。
見終わった感想。
んーーーーーーーーーーーー
この手の映画は、ラストに意外なオチが待っているというのが常套手段。
“SAW”のラストも、もちろんその系統でした。
最後に明かされる“謎”の正体は、確かに衝撃的。
なのだけれども。
この感触は何?
「それはそうなんだろうけれど」腑に落ちない印象がぬぐえません。
なぜ“彼”はさらわれたのか? その理由がよく判らない。
…待てよ。
この映画のオチは「運が悪いと、そうなる」ってことなのか?
“彼”が助かる選択肢は、本来なら残されているはずだったわけだし。
むちゃくちゃ後味悪い映画に思えてきました。
“ファイナル・ディスティネーション”見たときに感じたものと似ている。
「そんな運の悪さは願い下げ」ってやつ。
いずれにせよ“アンブレイカブル”【※1】のオチに比べれば遙かに面白かったので、借りて損はしません。ぜひ見てください。
【※1】 ラスト5分までは、世界一面白いと思った(当時)サスペンス映画。
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