トム・クルーズ、ジェイミー・フォックス主演のサスペンス。
劇場公開時の予告編を見たときには、銀髪のトム・クルーズをかっこいいなと思ったものです。
舞台は夜のロサンジェルス。
タクシー運転手のマックス(ジェイミー・フォックス)は、ヴィンセント(トム・クルーズ)という客を乗せる。
大金と引き替えに一晩のドライバー役を引き受けたマックス。
「大事な契約を今夜中に5件まとめる」と語るビジネスマン風のヴィンセントは、しかし実際には凄腕の殺し屋だった…。
映画の予告編でも、このあたりまでは語られていましたね。
さて、この後はどうなるのか?
サスペンス映画ではありますが、派手なアクションがあるわけでもなく、意外な展開があるわけでもありません。
ですが全編に充ち満ちた緊張感は、かなりのものです。
いくつかの伏線がきっちりと働いていたし、台詞に頼っていない構成も好ましく思えました。
話は少しそれますが、“ファンタスティポ”を見たときに一番残念だったのが、モノローグ(独り言)の場面が多かったことです。
モノローグは実に特殊な台詞だと思います。それまでの流れが切れてしまう感じがするのです。
使うなとまでは言いませんけれど、映像で語ってこその映画ですから、状況説明程度にとどめてほしいのです。
ラストのクールさもよかったですね。
トム・クルーズという大スター主演ゆえの配慮、とも思えますけれど、あれはあれでよかったんじゃないかと。
やはりトム・クルーズは素晴らしい。
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