憧れのタージ・マハルを目の前にして浮かれまくってたティモコ。
自由行動だったのでボウと二人でバシバシ写真を撮っていましたら…あれ?
ボウがいない…。

先に行っちゃった?
いやいや、ボウの性格上、この方向音痴のティモコを置いて一人で行くのは有り得ない…
いやしかし、広いとはいえ、行くとこは一つだから迷うはずもないと思った?
いやいや、ボウの性格上、行くならひと声掛けてくはず…
いやしかし、写真に夢中で聞き逃したのかも…
周囲を探してもボウの姿はなく、時間が経つほど焦ってきた私は、入ってきた入り口の門と、ドーム型の霊廟に上がる階段の入り口(上には行ってないと思ったので)の間の長~~~~~~~い歩道を、ボウを探して小走りで往復しちまいました…



この距離ですよ…
(後にタージ・マハルの上から撮影)
日陰なし40℃超ですよ…
いやよく、無事だったものです。…私が。

で、ようやく見失った地点近くで見つけたボウ、なぜか様子がヘン。



聞いたら、はぐれる前、ここで一緒に写真を撮ってたんだけど…
↓↓↓ココね。

この旅行記でもトップ画像に使った『ど真ん中ベストショット』が撮れる一番人気の撮影場所なのね。↓↓↓こういうヤツね。

たくさんの人が写真を撮りに集まるから、人のアタマを写さず撮るには一番前に行かなきゃ無理、ってわけで、撮影場所争奪戦に気をとられてバラバラになった隙に、世間知らずでお人よしなボウは、二人組のインド人に、
「もっといいポジションがあるヨ」
と誘われ、人のいない所(二番目の写真左側の木の陰のずっと奥の方)に連れていかれて、まんまと200ルピー取られてしまったのです!!!
「なんでそんな手に引っかかるの

セキュリティーの関係で、ボウにパスポートもお財布も預けてたんで、もっと悪い奴らだったらゾゾゾ~~~~


ベストポジションというのも満更ウソでもなく、見出し画像のとこです。(一番上)
お花に囲まれてキレイでしょ?
でもこれは後から私が撮ったヤツです。
なんせ、二人組が撮ってくれたヤツを見せてもらったら、超ブレブレだったので…

ティモコよりヘタクソとはこれ如何に…
いや、そんなことより、やはり、
ボウが無事で良かった…

です。ハイ…。

あまり疑いすぎても旅の楽しさがなくなってしまいますが、一歩間違えれば大変なことになりかねないのでそれなりの注意は必要です。
海外では日本人は“お金持ちでお人よし”と思われてるので、みなさんも旅行の際はお気をつけ下さい


霊廟へは正面右側から入って

反対側から出ます。

広いです!手を広げてるのはティモコです


墓廟の中へも入りましたが神聖な場所なので写真撮影は禁止でした。

風の通り道がちゃんと計算されてて、なんとこの建物も周囲も涼しいのです!!
昔の人の知恵に脱帽


霊廟は対のモスクに囲まれています。

ヤムナー川。
タージマハルを築いた王様はこの川の対岸に、白大理石のお妃様の墓廟と対の、黒大理石の自分自身の墓廟を造ろうとしてましたが夢に終わってしまいました。
完成してたら、さぞ見どころになってたでしょうね~。

ちょっと凹んだボウですが…
すぐ立ち直るティモコのDNAも搭載。

いつもは逆の立場なボウとワタシ…
つまりは似た者親子ってことデスネ…



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