耳あてと手ぶくろの次は折り畳み傘でした…。

またやってしまいました…。

早朝、雨が降っていたので、今日は駅まで歩きか～と覚悟したんだけど、出かける時間には止んでて。
でも予報ではまた降るらしいので、折り畳みの傘を持って仕事に行くことにしたのです。
会社のロッカーに置き傘はあるけど、向こうの駅に着いた時に降ってたら、そこまで歩いて行く間に濡れちゃうからね。

私は自転車のカゴに折り畳み傘とカバンを入れ、シャーッと駅まで走って行って、駐輪場に自転車を置き、階段を上って、改札を抜けて、階段を下りて、ホームで電車を待ってる時に、あり～～？？と気がつきました。




寒いからまたこのカッコ…



せっかく持ってきた折り畳み傘を、自転車のカゴに入れっぱなしにしたまま、カバンだけ持ってきてしまったのです…！

ティモコは過去に耳あてと手袋を、自転車のカゴに入れっぱなしにして盗られたことがあります。

※参照ブログ⇒『耳あてと手ぶくろ』

もっと前には自転車そのものを盗られた、いわくつきの駐輪場です。

あと一分で電車が来てしまう。
これに乗らないと遅刻する。

ああ、ホームから駐輪場が見えているのに、直線距離ならすぐなのに、あそこに戻るには、また階段を上って、改札を抜けて、階段を下りて走って自転車のカゴから傘を出して再び走って階段を上って改札を抜けて階段を下りて…


６０秒じゃ無理ぃい！！


私はダメもとでパンダに電話してみました。
パンダは仕事であちこち車で走っているのです。
運が良ければ近くにいるかもしれません。



「もしもしパンダさんですか？もしかして今日○○駅の辺りを通る予定はございませんか？もしございましたら、ちょいと駐輪場に寄って、ティモコの自転車を探して、ティモコの折り畳み傘を救出してはもらえませんか？会社に置き傘があるから私は大丈夫ですけど、会社にある傘は１００均ので、自転車に置いてきたのはブランドものの…あいや、私が買ったんじゃないよ！そんな贅沢な物買うわけないじゃない！いや～ね、貰ったのよ…おほほほほ…え？あ、パパが知らない人にね…いや嘘じゃ…あ、電車が来たから！そういうことだから！！ヨロ！！！」



私は電車に乗りました。
すぐパンダからメールがありました。



“今日はそっち行かないから無理。
それに、そんなことしたら、オレがヘンなヤツみたいじゃねーか！”



…え



…あ、そういえばそうかも…



耳あてと手袋事件の少し後、やはり物騒な事件が頻繁だったのか、駐輪場に防犯カメラがついたのです。
なので私の傘も帰るまで無事率は大幅にアップしているかもしれません。

それより防犯カメラに、人相の怪しい太ったオッサンが、車から降りてきて、キョロキョロと自転車を物色し、名前を確かめ、女物の傘をサッと取ってまた車に乗り込み、走り去っていく姿が映ったら…




まんまヘンタイだわ～！！







結局、傘は無事だったので、パンダが逮捕されずにすんでよかったと、ホッとしながら帰宅しました。









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牛の乳の逆襲

次男のダオは学生の頃、ペットボトル（大）や紙パックに入った飲料を、コップに入れずにそのまま飲んでいましたので、
「それはあきまへん」
と注意しましたところ、
「なんで？」
と聞いてきましたので、
“お行儀が悪いから”
と言おうとしたけど、自分もお行儀は悪いので、
「だって、皆で飲むものだから、家族とはいえ、キモチ悪いでしょ？もしパパがそうやって直接飲んでたら、次に飲みたいなんて絶対思わないでしょ？」
と、何気にパンダに失礼この上ない例えを出しましたら、
「それは絶対にイヤだ！」
とダオも失礼極まりなく認め、しかし彼はドヤ顔でこう返してきました。





な…なんとーーー！！！


躾に厳しい…いえ、普通の親御さんなら、それでも多分ビシッと言って止めさせるでしょうが、そこは天下のバカ親・ティモコ…。
「すす…すごい…！メッチャ難易度高いワザじゃん！ダオちゃんて、すっご～い！」
「だろ？」
ってな感じになり…

まあ、園児ならともかく、大きくなってからなら、親がそういうことイチイチ注意しなくても、他所ではやらないようで。
家でもいつも間にかやらなくなってました。


が。


問題はこの親。


昨晩、お風呂上りに牛乳が飲みたくなりまして。

以前の記事で書きましたように、現在ティモ家の台所は大掃除したてにつき、普段御目にかかれないほどビューテホー！

そうなると、人間（？）て不思議…
食器をひとつ残らず洗うのは勿論、水滴ひとつ、気にかかるようになるとです…！

牛乳が飲みたい…。
しかし、後片付けは全て終了し、今日はボウもパンダも早々と寝たので、この後、誰も汚す人は現れない。
水なら…いや、牛乳が飲みたいんだ。

私の体は今猛烈に、牛の乳を欲している…！

すでに洗ってキレイに拭いて食器棚に収めた私のコップをひとつ取り出して牛の乳を飲み、もう一度コップを洗って、拭いて、食器棚に戻して、使ったスポンジを濯いで、シンクの水滴を拭いて、ふきんを干せばいいだけの話。

な～んだ、たったそれ…だけ…


イヤよ面倒臭！


どうしたらコップを汚さず牛の乳にありつけるのだろう？

そして、そして、私は思い出してしまったのです。

ダオ様の華麗なるテクニックを…！

あの時も真似してみたけど（するな？）すぐに人間技でないことに気づいて、今の今まで封印していたあの奥義を、ついに解き放つ時がきたのだ…！


私は冷蔵庫から１０００mlの牛乳パックを出し、ほぼ満タンに入っていたソレの口を開け、唇にはつかないけど、お口には入る程度の微妙な距離に持っていき、顔を斜め４５度に傾げ…

…

…

…








…

…

…

大人しくコップを使っていればコップ一個ですんだのに…

鼻と耳にも入ったよ…

苦しかったし冷たかったよ…

お風呂に入ったばかりなのに、顔と体と髪の毛が牛乳臭くなったよ…

洗いたてのパジャマと下着、キッチンマットを洗濯機に入れ、バスタオルを巻いて半泣きしながら床を拭き、もう一度風呂に入りなおしました。

ミジメな気分で本日二度目のシャンプーをしながら、『急がば回れ』ということわざとともに、ダオちゃんがやらなくなった本当の理由が、なんとなく判明したような気がしました。












※普段はよく使うカップ類は、洗ってからカウンターの上に伏せておくだけで、いちいち食器棚には戻しておりません。
その方が使うのも洗うのもラクなもので
大掃除後の今だけ限定、何一つキッチンに残したくない症候群にかかっており、近い将来…明日にでも…復活することでしょう。

↓↓アルパカを押してもいいですよ…
下のも押していいですよ…
え…遠慮なんてしなくていいですから…ううう…


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ガス屋がフレンドリーになった件

※あくまでもイメージです。


金曜日、仕事から帰ってきたワタシは、
「明日は休みだし、天気も良さそうなので、カーテンを洗いましょう！」
とはりきって、リビングのカーテンをはずし、カーテンフックをはずし、

寝てしまいました。

ボウが帰ってきて、ワタシが寝てたので、冷蔵庫にあったサイコロステーキを出して、みんなの分も焼いてくれたけど、ガスコンロの周りが飛び跳ねた油で、

ギットギトになりました。

サラダだけ作って、一緒にご飯を食べたけど、
「明日は休みだし、もう夏じゃないから、明日洗えばいいや」
と食べ終えた皿をシンクに放置して、

寝てしまいました。

パンダが深夜帰ってきて、そこらじゅうに衣類を脱ぎ散らかし、硬くなったステーキを食べ（ごめん）食卓に放置したまま、

寝てしまいました。



いいの。

明日は休みだもの！

全部明日片付ければ、全～然、問題ないわ～ん



明けて土曜日、休みだからと、９時までグーグー寝てたら、ピンポ～ン♪と玄関チャイムが。

寝ぼけててパジャマのまま、カメラ付きドアホンに「…もしもし？」と応えたら…

「おはようございます。ガスの点検に参りました！」

…ナニぃ？

忘れてた！
そういえば何日か前に電話があって、そのような約束をしてたんだった…！

しかも今回の点検は、ガス台のチェックもしたいとのこと…

入るんか？この家に？この汚屋敷に？！

無理無理無理！！！

しかし、事前に約束をして、時間通りに来た人に「入っちゃダメー」と言える理由などどこにもない…

うちはＬＤＫ合体型。

油ギトギトのガスコンロと、洗ってない皿ごっちゃりのシンクのみならず、パンダがぐっしゃぐしゃにした食卓の上も、はずしたカーテン置きっぱなしも、脱ぎ散らかしたズボンやら靴下やらも、全部露見してしまう…

そうでなくても早々に大掃除をおっぱじめた我が家は、現在あちこち片付け途中であらゆるモノが散乱しており、他人に見せてもいい所なんて※洗面台の下オンリー！（誰が見るか）

「ちょっと待って」と言って時間稼ぎするにも、このレベルになると、数分では片付くわけもなく…。

人間、諦めると、開き直るものなのでしょうか。

せめてズボンと靴下くらい片せば良かったけど、もう煮るなり焼くなり好きにして…てな心境になり、何も手をつけず、ひとつも手をつけず、

♪ありの～ままの～姿見せ～るのよ～おぉ～

と、ドアを開けました…。

おっさん一人かと思ったら「失礼します」と後ろから女の人まで…！（こういう場合、ワタシは男より女の人に見られたくない）

しかも真面目で堅物そう…

いかにもキチンとした生活してそう…！

女性点検員は（おっさんはどうでもいい）キチンと靴を揃え、そそと上がってきて…

リビングを眺め…

絶句。

「ちょっと…（ちょっとじゃないだろ）散らかってますけど…」

「…大丈夫ですよ」

キッチンのところに行き…

「すいません、すいません（なぜ謝る）」

もはや点検員が姑か校長先生に見えてきたワタシは、ひたすら小さくなり…

「大丈夫ですよ、みんなこんな感じですから(笑)」（ホントかよ！）

彼女とおっさんはてきぱきと仕事をこなし、点検は終了。

「サインいただけますか？」

「は、はい…」

やれやれ…と、サインしてたら、今まで無口だった彼女が突然、

「ワンちゃんとネコちゃん、飼ってるんだ～うちも犬がいてね～」

タメ口。

「あ？ああ、そうですか…」

「えーと、アレどこやったっけ？もう最近物忘れがひどくって」

身の上相談？

よくよく見れば同じようなお年頃。

「あ、ワタシも！」

「もう始まってんじゃないのって感じで、この間もコレコレこうで～」

「あ～！あるあるある～！」

イヌと更年期の話で盛り上がり…（おっさんに失礼だろ）

帰り際、おっさんにも「散らかしててすいませんでしたね」と言ったら、

「いやいや、もっとすごいウチなんていくらでもあるよ！全然キレイなほう」

と…。（慰めてくれたのか？）

二人は「じゃ、どうもありがとね～」と、にこやかに帰っていきました。


こうしてワタシの辞書に、新たな格言が誕生しました。


“キタナイ家とパジャマ姿は、他人に親近感を与える”


(散らかってる方に気がいってたあまり、自分の姿をすっかり忘れてました…)








てなワケで、その後ガスコンロと流し台の大掃除をしました…
（遅せーよ）

◎ティモ家の大掃除状況
・洗面台
・ガスコンロ
・流し台
・リビングのカーテン（２か所・レースのみ）


いつもポチポチありがとうございます！
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アナタの優しさは、罪でした。

※お食事前の方は食後にお越し頂いた方が無難と思います。


久々にやってしまいました。





超ウルトラスーパー・ピーヒャラドンドン祭り…。


あ、栗きんとんじゃないですよ！
アレはもう時効ですからね。
原因はよくわかりません。
腹を出して寝ていたせいかもしれません。
とりあえずクライマックスは越えたようです。
やれやれ。

それにしても、いや～、久しぶりに見ましたわ～。

ぺったんこのオナカ(笑)

いつもはち切れそうにパンパンだからね…。
…あれ？
ということは…
いや～ね！
私のお腹に入ってるのは脂肪じゃなくて○○○？！
いや～ん

ま、それは置いといてー。（置いとくのか）

トイレで冷や汗を流しながら、ふと思い出したのです。


その昔、パンダが珍しく超優しくしてくれた出来事を…。





それはまだ子達が小さかった頃。

これから夕飯を作ろうかって時に、アイタタタタタ…ってなってね。
立つのもツラくて、トイレの住人みたいになっちゃって、とてもご飯なんか作れそうになくって。

パンダは頑丈なヤツだったので（今はメタボになってガタがきてるけど）その頃は自分が風邪ひとつひかないから、病人の気持ちってのがまるっきりわからなくてね。
熱を出して寝込んでる私に「オレのメシは？」って平気で聞いてくるようなヤツで…。

だから、また怒られるかと思って、なんとかしようとしたけど、どうにも無理で、仕事先から帰ってきたパンダに、
「悪いけど、子どもたちを連れて、どこかで食べてきてほしい」
って頼んだのね。

したらば意外にもあっさり連れてってくれて。

自分は食欲どころじゃないから、やれありがたや～って、お腹を抱えて、すぐトイレに行けるようにと、ソファで丸くなっていたのです。

そしたら…

「ただいま。ハイ、ママ、おみやげ」

と…。

「おなかすいてるでしょ？」


パ…パンダ～～～～～～！！！


なんてこと…！
仕事で疲れて帰ってきたのに、ご飯も用意してない私を詰ることなく、子ども達にご飯を食べさせに行ってくれて、さらに私めのために夕食を…？！

ごめんね、パンダ…ううん、ダーリン！



クソ野郎なんて、思っててゴメン…！！！



私は熱くなった目頭を押さえ、せっかく買ってきてくれたのだからと、

「ありがとう…」

と、包みを開けました。



ら、












「しっかり食って早く治せよ」




…

…

…




…私は完食しました。（だって見てるんだもん…）




そしてぴーひゃら祭りは、一晩中繰り広げられました。










今でこそ鍛えられて？「明日食べるね」と上手くかわせる様になりましたが、その時は食べないとパンダが心配すると思ったのです。
長い年月をかけ、現在では　腹痛＝おかゆとか、消化のいいモノ　の常識が呑み込めたパンダは、コンビニでパウチのおかゆを買ってきてくれるほどに成長？？しました(笑)


※なんか、ブログ村の方が、今メンテナンス中？みたいで、バナーが消えちゃってますが…
そのうち勝手に復活すると思うので、またヨロシクです！

↓せめてこちらだけでも～～
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気がつけば、四半世紀も経っていた…

カレンダーの前で、
「あ～…もう１０月か～…早いわ～…暑いわ～…」
とかひとりでブツブツ言いながら、…あれ？と、気づいてしまいました。



１０月には…結婚記念日があります。
ええ、まあ一応、人並みに、私たちにもあるのです。
コレといって何もしませんがね…てか、パンダは忘れてますね…フッ…

その昔は毎年、ウエディング・キャンドルに灯りをともして、ご馳走を作って…
１０年目の時なんかは、パンダが…薔薇の花束と…スイート１０（テン）ダイヤモンド（ちっちゃいネックレスね）を…。
に…似合わなすぎるっ！（いや、その頃は似合ってた！）

…嬉しかったなぁ…

おっと、脱線しました。
いいじゃないですか…たまには私だってノロケてみたいんです…
どうせ過去の栄光だし…ブツブツ…ツブツブ…

気づいたのはね、今が平成２６年だってこと。（今頃？）
私とパンダが結婚したのは、平成元年。
まだ二人とも２０代前半…
ああ…ピッチピチよね…結婚、結構早かったんだ…あゝもったいない…（何が？）
ああっ！また脱線したっ！

そうなのです。元年（１年）に結婚して、今年が２６年ってことは…

２５周年。

まさかの、銀婚式…？！

どっひゃー！
マジですか？
信じられない。
いつの間にか、独りで過ごした時間よりも、

パンダと一緒にいた時間の方が長くなってる…！！！

『銀婚式』なんて、もっと年取った人がやるもんかと…
って、いいトシか私たちも…
なんか、子どもの頃は、４０代や５０代なんて、すごいおばさんいや、オトナだって思ってたけど…
精神年齢なんて、小中学生の時と全然変わってないよ…。
同じようなことを考え、同じようなことで喜び、同じようなことで悩んでる。
見た目年齢と体力は、恐ろしいほど変わってるだろうけどね…

にしても、月日が経つのって早すぎる！
このまま加速して、あっという間に、ハイ、さようなら～かしら。
そう思うとやっぱり、この一分一秒ってのは、とっても貴重で、せっかく生きさせてもらってるのだから、少しでも明るく楽しく過ごしたいな～…なんて。

パンダがいいタイミングで来たので、どうせ「ふ～ん」ってそっけない反応だろうけど、あわよくば旅行でもねだってやろうかと、「銀婚式だよ…」って囁いてみましたら、「えっ」とまさかの反応！！





そして、ヤツはこう言った…。









「すげえ。よく耐えられたな…俺。」













それは私のセリフだっ！！







フッ…結婚なんて、所詮忍耐の力試しよ…我慢大会よ…
でもね、なぜか時々…「幸せだな～…」なんて、性懲りもなく思っちゃうワケよ…フッ…


↓おほ！かぼちゃキター！ボチィーッっと
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※本日より、ブログ村に入村いたしました(笑)
入ったからには上位を目指しますよ～
面倒の上乗せになりますが、ティモコブタを応援してやろうって思われたアナタ様は、ブログランキング↑とブログ村↓の両方をポチ！ポチ！っとして下さったら、ブタが泣いて喜ぶこと請け合いです。
どうぞよろしくお願いいたします

無知は罪なり

あれはティモコがまだ新米主婦だった頃のこと…
（今もベテランとは言い難いケド）

ご近所さんが、
「サツマイモの苗が余ったので、よかったらどうぞ」
と、数本の苗をティモ家に分けてくれました。



ジャガイモなら育てたことがあるので、ウホウホと庭の土を耕して苗を植え、肥料をあげ、水をあげ、

「ふふふ、上手に出来たら焼きイモにして食べよう…うふふ…うふふ…」

と、豊作を夢見て、一生懸命世話したのです。
イモ類は比較的簡単みたいで、痩せた土でも、初心者ガーデナーの私でも、丸々と太った、立派なサツマイモが出来ました。

今はダイオキシンの問題もあり、野焼きは禁止になってしまいましたが、２０年近くも前のこと…
田舎のこの辺りでは、一戸建てならどこの家にも焼却炉があり（本格的なものからレンガ積んだだけまで←ティモ家はこっち）燃えるゴミや、庭で出た落ち葉やら枯れ枝やらは、自宅で燃やしておりました。
あちこちの田んぼや畑やあぜ道では、普通に野焼きや焚火が行われていて、少し肌寒くなるこの時期、あちこちでパチパチ燃えてる火を眺めては、暖かい気分になっていたものです。

ティモコも、サツマイモを収穫したこの日に合わせて、数日前から庭木を剪定したり、落ち葉を集めたりして、焚火の材料になりそうなものを貯め込んでいました。
本当は石焼きイモにしたいけど…ハードル高そう…焚火イモならどうよ？ってことで。
蒸すんじゃなくて、なんていうか、とにかく火で炙りたかったんですね。
今ならレンジに『焼きイモ』なんて選択もあったりするけどね。
当時はなかったので、とにかく火の中にイモを突っ込みたかったのです。

黄昏時、パチパチと燃える火の前で、アルミ箔に包んだイモが焼け焦げるのを待つ優雅なひと時…（優雅…？）
赤ちゃんのダオを抱っこして、ボウが火に近付きすぎないように注意しながら…
パンダが帰ってきたら喜ぶだろうな～なんて、時々イモをひっくり返しながら…

さあ！焼けました！

♪甘くておいしい焼きイモ～～　焼きたての～ほっかほか～～♪♪

火からていっと出して、少し転がしながら冷まし、手を出してくるボウとダオを制止しながら、どれどれと、興奮したあまり、そして熱いあまり、ぶるぶる震える手でアルミ箔を剥がし…
ああ、良い焦げ具合だわ、なんて香ばしいイイ匂い、ああ、もうヨダレが垂れ流れちゃうよ…ああ、ああ…と、アチアチのサツマイモを二つにパッカーン！









ほくほくの黄金色を想像してた私の目に移ったのは、気持ちの悪い紫色の中身…。





腐ってる…！！！！！！！





収穫するのが遅すぎたんだ…ああ、なんてこった…ああ、ああ…

私のショックは計り知れませんでした。



…そう、グルメなアナタ様ならもうお分かりでしょうか。
ティモコがご近所さんから頂いたのは、紫イモの苗だったのです。
今なら、紫イモの焼きイモなんて、ヨダレモノです。
バターをたっぷり塗りたくって食べてたら、どんなに美味しかったことでしょう。

なのに…なのに…当時はまだあまりポピュラーじゃなくて、見たこともなかった紫イモを、腐ってると思い込んで、私は捨ててしまった…。
さらに翌日、腐ってないのが残ってるかもと、サツマイモ畑を全部掘り起こして、全部パッカーンとして、もちろん全部紫色だったので、全部、処分してしまったという…



何年か後に、『紫イモ』の存在を知って、いつぞやのアレは…！とやっと気付き、あえなく撃沈いたしました。





無知は罪なり
知は空虚なり
英知持つもの英雄なり　　　　　　　　　（ソクラテスのお言葉）










（多分）とっても美味しかった紫イモたちよ、許してください…
苗をくれたご近所さんよ、ごめんなさい…
ああ、無知って、罪なことなのね…

↓ポチ～～？？
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バカすぎて脱力中

週末、用事があって、車で少々遠くまで出かけました。
自分一人で運転して行くのは初めての場所です。
ワタシは究極の方向音痴ですが、カーナビがあればさほど問題ありません。
しかし今、その頼りのカーナビが壊れているという、あまりよろしくない状況なのです！（ついでにオーディオも壊れています）

パンダ（夫）にしつこく聞いて、自分で地図を作成し、行きはなんとか無事に到着しました。
用事をすませて、さあ、帰りましょうって、同じ道を逆に戻ったつもりだったんですけど…

なにか、違う。

どうも景色が違う気がする。
さっきはこんな派手なラブホなんか無かった。（あったら見てるはず←オイ）
これは道を間違えたのでは…と、かなり走ったところでやっと気付きました。

近くに道を聞けそうなコンビニとか無かったので、路肩に止まって携帯でパンダに電話してみたけど留守電で。
仕方なくあちこち彷徨ってたら折り返しかかってきて。
「行けたのに帰れないなんてオマエはアホか！」って怒られたけど、○○市内（看板見た）のこの辺りにいるってことを説明したら、その場所なら地図で戻るより別のルートの方が早いと、新たな道を教えてくれて。
ああ、さすがパンダだな、頼りになるな、と安心して再び走ること十数分…

どこをどう走ってるのかワケわからなくなって。

もう一度パンダに電話したら、「やっぱりオマエはバカだ！アホだ！タワケだ！」とまた怒られて…
今度間違えたらさすがにもう電話できないと思い、携帯をスピーカーにして、途中まで実況中継で教えてもらいました。

「あとは真っ直ぐ行って左に曲がればいいから。そしたら○○に出るから」

ああ良かった。助かった。○○なら知ってる。そこからなら帰れる。やっと帰れる！
真っ直ぐ行って左だね。左、左…ティモコはバカだから、右に曲がっちゃいそうだから、ソコ絶対間違えないようにしないと！！！

ワタシはパンダにお礼を言って、やれやれと教えてもらった通りずんずん真っ直ぐ行きました。
そのうち二車線が三車線になって、道路に左側はこちらって感じで矢印がデカデカと書いてあったので…左…左…って…それしか頭になくて…
左に入るところがあったので、
「ここだ！それっ！」
と左の道に入りましたら、





ソコ、東名（高速道路）の入り口でした…。




あそこって、一度入ってしまったら、二度とＵターンできないんですね…。
引き返すこともできず、周りの車に合わせてビュンビュンかっ飛ばしながら、なんでワタシはもうすぐ家だっていうのに、高速道路を走っているんだろう？いったいワタシはどこに行きたいってんだろう？って泣きたくなりました。

でも、久しぶりの東名で、どこまでも続いていそうなオレンジ色のライトに、「あら？ちょっと旅行気分？」と、一瞬だけど「わ～」ってなりました。
そしてそんな自分にまた泣きたくなりました…。

次の出口でそそくさと下りましたが（結構長かった）無駄にガソリンとＥＴＣと時間を使った挙句、下りた場所もよく分からない所で、もうパンダに電話もできないし（殺されるでしょう）迷って迷って迷って、ようやく帰宅いたしました。


メタクソ疲れました…。













※前回の記事にコメント寄せて下さった方、返信夜になります。ごめんなさい

応援ありがとう
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蚊に好かれるヒト

あまりにも暑いので、少々草取りをサボっていたら、お庭がジャングルになっていました。

あーああ～～～～（ｂｙターザン）

やっばい、やっばい。
このままじゃ、外から見たら廃墟だよ…。
ってなわけで草取り再開！
本当は朝の５時からとか、涼しくて紫外線も少なくて蚊が出ない早朝がベストなのだけど…
夜更かしティモコ、起きられるはずもなく…
仕事もあるし、なくても暑いし、結局日が影ってくる夕方くらいしか毟れる時間がないので、虫除けスプレーにダブル蚊取り線香缶で、蚊対策の防備をして出陣！

これだけしても蚊のヤツめは、ワタクシの手足をブッスブッスと刺してくるのです。
今日も１２箇所食われました。

カユイんだってばよう！！（ｂｙＮＡＲＵＴＯ）


ワタクシはどういうわけか、蚊にとっても好かれています。
家族で同じ部屋にいても、なぜかワタクシだけに寄ってくるのです。
家族は「ティモコが臭いからだワラワラワラｗｗｗ」などとひどいコトを言って、ワタクシをいじめますが、断じてワタクシは臭くなんてございません。
石鹸、もしくは洗剤の匂いがするはずです。
ブログだから花の香りってことにしておきます。

しかし、なぜワタクシばかり？と気になって、『蚊に好かれる人』ってのをググってみましたら、大体このような特徴が挙げられていました。


１・Ｏ型の人　蚊に好かれる血液型はＯ＞Ｂ＞ＡＢ＞Ａの順。　ティモコはＡ型。
２・お酒を飲んでいる　飲んでません。
３・黒い服を着ている　夏だから白系が多いです。
４・体温が高い　低血圧・低体温です。
５・太っている　太ってません！（ちょっと願望入ってます）
６・足がクサイ　だから臭くないです！！やめて？
７・汗っかき　ではないけど、夢中で草抜いてれば多少は汗かきます。


む～ん…７番くらいしか当てはまらないよ？
それに部屋の中ならクーラーが効いてるから、汗はかかないし。
他に、満月の日とか、妊娠中、生理中なんてのもありました。

モスキート・ワールド…（イヤなワールドだな）
まだまだ研究が必要なようです。












カユイよぅ…

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雨降り珈琲店

朝、クマのボウちゃんが、
「おなががすいたよー」
って言って、手足をジタバタさせました。

ブタのティモコさんはクマってしまいました。
冷蔵庫には昨日となりのおばさんに貰った、大きなスイカが一個だけ入っています。
ティモコさんはそれを、よいしょ、よいしょと抱えてボウちゃんに持っていきましたが、ボウちゃんはお顔を横にブンブンして、
「スイカなんてイヤだよー！ボクはごはんが食べたいんだ！…パンでもいいけど」
と言いました。

そこでティモコさんはボウちゃんを連れて、近くのコーヒー屋さんへ行き、モーニングを二つ頼みました。

「飲み物は何にしますか？」
とお店の人に聞かれたので、ボウちゃんはカフェラテを、ティモコさんはアールグレイを頼みましたが、珈琲専門店なのに紅茶を頼んでしまった！と後悔して「やっぱりコーヒーにします！」と叫びたかったけれど、もう行っちゃったので、追いかけていこうかと思ったけど恥ずかしいので、やめました。

おいしそうなコーヒーの匂いがプンプンする店内で、注文したものが運ばれてくるのを待っていると、窓の外が急に暗くなって、遠くからゴロゴロゴロ～ってイヤ～な音が聞こえてきました。

カミナリです。

ティモコさんの心臓はバクバクしました。カミナリが怖いのです。

お店の中を見回しても、みんな余裕な顔でコーヒーを飲んでいます。
ボウちゃんに、
「雷が来るよ…」
とささやきましたが、ボウちゃんはパズドラに夢中で、
「だね」
としか応えてくれません。

飲み物と玉子サンドとサラダが運ばれてきても、ティモコさんは外が気になって気になって、ゆっくり楽しめ…ないこともなく、あら、紅茶も美味しいわ、紅茶で正解だわ、ブヒッとご満悦でしたが、そのうちに雨がザーザー降り始め、ゴロゴロ～もドーン！ドドーン！が加わり、最高潮に達した時はさすがに、帰ろうとしていたお客さんも席に戻ったり、座ってるお客さんも窓の方を眺めたりで、食べてすぐ帰るつもりだったボウちゃんも、
「ちょっと待つかー」
と言いました。

ティモコさんはまた、やっぱ紅茶で正解だわ～。もう一杯飲んじゃったけど、ポットで来たからもう一杯分あるもんね！ブヒッとほくそ笑みました。

それから、家で一人でいる時は、恐怖心マックスなカミナリも、たくさん人がいる所なら怖さも半減するんだな～と思いました。

そのうちにカミナリが遠のいて、雨も小降りになってきたので、今度はコーヒーを飲みに来ようと考えながら、おうちに帰りました。

おしまい











今朝の出来事をちょっと絵本風に書いてみました（笑）
時間がかかるので絵は一枚だけですが…


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図書館に行くと、なぜか必ずトイレに行きたくなる

※お食事中の方は食べ終えてからいらして下さい。


♪アイ・キャン・ストップ！
ザ・ロンリネ～ス
ど～おしてな～の？
替え歌が～止まらない～～～

どうしましょう？(知らんわ？)
ええ、マイク持ったら離さないタイプなんです。（聞いてないわ？）
テレビも見ないしラジオも聞かないしオーディオも壊れてるので、古い歌しか知りませんがね。
運転すると、ヒトが変わる人がいるけど、ソレと似たような感じ？
日頃大人しくしてるので（本当です）何かが目覚めてしまうのです。

何かが…で、思い出したのですが…
昔からずーっと疑問に思ってること。

ドリカムのあのメロディーで、ど、どーぞ…（←ちょっと申し訳なくなってます）




♪ねぇ　ど～して～


市立図書館に　行くと～


七分くらい　いるだけで～


ルルルルル～




ナニかが　出ちゃうんだろう～？





…ってなことございませんか？
いや、真面目なハナシ。

ティモコは絵本が大好きで、毎晩一冊読んで寝るのを習慣にしています。
『読む』っていうより『見る』ですかね。
絵本を眺めていると、どんな一日であっても、穏やかな気分で終われるのです。

買うと結構高いので、せっせと図書館に通っては、きっちり２０冊、借りてきます。
図書カード一枚につき、一度に１０冊までしか借りられないので、パンダのカードも作って、計２０冊。
二週間借りて、返しに行く時、また２０冊借りてくる感じです。

間隔が開く時もございますが、大体、二週間に一回図書館に行き、借りる本を選んでいますと…

なぜか…

いつも…

じわじわと…

便意が…

他所でトイレを借りるより、家の方が落ち着けるので、ダダダーーッと本を選んで急いで帰ります。
（なのでよく同じ本を借りてしまいます）

書店でも同じ現象が起こります。
不思議に思いネットで少し調べてみましたら、結構そういう方、いらっしゃるみたいで。
いろんな説が出回ってましたが、本当の原因はわかっていないよう。

出先が家から遠かったり、トイレが近くになかったりすると大変困りますが、べ○ぴの時には大層役に立つ、便利なアイテム…と言えるかもしれません。








いつもポチッとして下さる方、ありがとう！！
『絵日記ブログランキング』夢の５０位以内まであと少し…っ！！
が、この先、超難関です。上の方の人たちの数字を見れもらえれば、いかにワタスが無謀なトコにいるかがわかります…
く…苦すぃ～～～
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小さな虹を作って

晴れた日に庭で水撒きをしていると、光の加減で時々、水飛沫の中に小さな虹が現れます。
虹って…見つけると、無条件で嬉しくなります。
『虹を見ると何かいいことがある』
とか
『虹の根元には宝物が埋まってる』
とかいうジンクスもあるし、（ハイ、もちろん信じております！）
第一に綺麗だしね！

空にかかる虹は滅多にお目にかかれないけど、植物にはお水が必要なので、シャワーッとかけるとお花もハッピー虹ができてティモコもハッピー
なんて素敵な一石二鳥（え？全然素敵じゃない？）

この前は三鳥あったよ！

珍しく早起きした朝、「やっぱ早朝は気持ちいわ～ん」とお水をシャワシャワしてましたら、遠くの方から微かに口笛が聞こえてきて。
どんどん近づいてきて…おや？この曲は…

♪ぴゅぴゅぴゅーぴゅっぴゅー　ぴゅぴゅぴゅーぴゅーぴゅー　ぴゅぴゅぴゅーぴゅっぴゅー　ぴゅぴゅぴゅーぴゅっぴゅ…

聞くとウキウキしちゃうようなこのメロディーは、ご存知、ティモコも大好きな、

イッツ・ア・スモールワールド

部活の朝練とかでしょうか。
夏の制服を着た高校生くらいの男の子が、超ご機嫌で、口笛を吹きながら自転車に乗って、こちらに向かって走ってくるではありませんか。

ティモコはソソ～～と道路からは見えない場所に引っ込みました。
まだヒト気も車の往来も少ない早朝。
周囲に誰もいないと思っているに違いありません。
ぶたのおばさんがシャワシャワしながらジーッと見てるのに気付いたら、恥かしくなってやめてしまうかもしれません。

せっかくのご機嫌をぶち壊してはならぬ、と息をひそめてましたら、ティモコんちの横を通り過ぎる辺りではとうとう歌いだしてしまっていて、


♪せーかいーはーまーわるー　せーかいーはーまーわるー　せーかいーはーまーわる、らら、らーん　らーん　らーーーーーん♪


と、軽快に走り去って行きました。


世界は…回るのか…（正解は下にあります）


もしもーし、ちょっと歌詞、間違ってますよー（笑）

流行の歌とかじゃなくて『イッツ・ア・スモールワールド』だったことが、なんだかとっても微笑ましくて。
今時の高校生って大人っぽいイメージあるけど、まだまだ可愛いなぁなんて。
ボウとダオの高校時代と被っちゃって、「ふふふ…」ってお水を止めて、「♪せ～かい～は～ま～わる～～♪」と口遊みながらお家に入りました。


うん、確かに！世界は回ってる♪



梅雨に入っています。
暫く水撒きも必要ないでしょう。

空さん、
世界中のみんながあなたの下で懸命に生きております。
雨上がりには、どうぞ、空いっぱいの、
虹のプレゼントをお願いします。





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イッツ・ア・スモールワールド（日本語歌詞）

せかいじゅう　どこだって　わらいあり　なみだあり
みんな　それぞれ　たすけあう　ちいさなせかい

せかいはせまい　せかいはおなじ　せかいはまるい　ただひとつ

せかいじゅう　だれだって　ほほえめば　なかよしさ
みんなわになり　てをつなごう　ちいさなせかい

せかいはせまい　せかいはおなじ　せかいはまるい　ただひとつ

セールス電話に勝った！…かもしれない。

今は日中パートに出ているのであまり苦にならなくなりましたが、専業主婦だった頃、いちば～～んイヤだったのは、セールス電話。

なんせ当時は子育て真っ最中。
息子たちが寝んねの赤ちゃんだった頃など、怒りを通り越して、
呪ったろか？！
ってくらい腹立たしかったです…。

だって、ですよ？
さんざん泣かれて、クタクタのヨレヨレになりながら、あの手この手で、頑張って、頑張って！頑張って！！
やっと！！！寝かしつけた我が子が、

トゥルルルル～～～～～～

「んぎゃあああああああああああっ！」

ですよ？

片手で子どもを「よしよし…」って抱っこしながら、慌てて出てみれば、

「あ、奥さん？今ね、お得なキャンペーンを…」

知るかーーーーーーっ！！！

もう、もう、怒りのあまり、コメカミがひくひくして、手がぷるぷるして、何度も電話線を引っこ抜いちゃおうかって思いました。
でも今みたいに皆が携帯持ってるわけじゃないから、大事な電話だったら困るし…。（着信音最小に設定しても意味なかった…）

ナンバーディスプレイや携帯・スマホがほぼ浸透してきた昨今、ようよう相手を選んで電話対応できるようになりましたが（遅いって…）、１００パーではないので固定電話とサヨナラするわけにもいかず、誰からか表示されなくても、会社関係やら学校関係やら本当にウチと関わりのある業者さんやら、その他まともな用事でかかってくることも少なくないので、未だにセールスの電話を取ってしまっては、断るのにバッキバキに骨を折っております…。（ハイ…アタマも口も回らないため上手くかわせないもので…）

何かいい手はないか…
相手が「ココは無理」って即引き下がってくれる名セリフはないか…

と、考え続け、２０年。

先日、夕飯準備中のクソ忙しいタイミングにかかってきたセールス電話…０１２０だからね、ほぼ間違えなくセールスっしょ。決まりっしょ。
無視するにも今は赤ん坊の代わりにイヌ子がギャンギャンに吠えてうるさいんだよぅ！

…出てやる。
２０年以上も悩ませられたこのクソセールス電話に、今夜こそ決着をつけてやるわ！

ワタクシは鼻息も荒く、闘争心剥きだしでガッと受話器を取りました。



いざ、尋常に勝負…！！！




「あ、奥様ですかぁ？今少々お時間よろしいでしょうかぁ？」




「おっ…おっ…」














「…」




「…」




「ブツッ！ツーツーツー…」








…勝った…？










すぐ切れたのだから私の勝ちでいいと思うのですが、なぜか敗北感がバリバリに漂っております…
気のせいでしょうか？

↓おかあしゃんが、おしてほしそうにしてまちゅ…
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※あ！もし「私はこうしてるよ～」って対処法がありましたら、ぜひ！教えて下さい

カエルと眠る夜

ティモ家の家の前には田んぼがあります。
うちの田んぼじゃないですよ。
前のおうちの人の田んぼです。
商売用とかではなくて、家で食べる分だけ用の田んぼみたいで、そんなに広いわけではないけど、田植え前のこの時期、お水を張った田んぼは池のようで、うちの前に四角い池ができたみたいで、いつもと違う景色にワクワクしてしまいます。

カラカラだった田んぼにお水が張られると、目で見ていなくても、
「あ、お水張ったんだ～」
とわかります。
カエルが来るから。
一気に来るから。
前日まで静かだった田んぼに、いきなりカエルの大合唱が鳴り響くのです。

なんで？

不思議でたまりません。
彼らはどうやって来たんでしょう？
ずっと池だったなら、おたまじゃくしがカエルになって…とわかりますが、昨日まで水一滴なかったのに。
カラッカラの干からびた土だったのに。

地面に埋まってたんでしょうか。
水を入れてくれたので、「キャッホー！」と地上に繰り出して来たんでしょうか。
ティモぺディアではその説が有力ですが、もっと以前は水と共に成熟したカエルが流れてきているのかと思っていました。（アホ？）
でもカエルってのは両生類なので、いつもはどっかに潜んでる奴らが、
「おっ、いいとこができた～」
って引っ越してくるんでしょうね。

まあ、ナンでもいいですが（いいのか…）ティモコは夜更かしでしょ？（知るか？）
真夜中過ぎると道路を走る車もほとんどなくて、ティモコが寝る頃には、カエルの鳴き声だけが「ケロケロケロケロ…」と子守唄みたいで、大変心地よかったのですが、最近とうとう早寝早起きに目覚めまして！！！（続くかは疑問ですが…）
お休みの日も朝早くから起きるようにしてるので、そうなると早く寝ないといけないので、昨夜も早々にお布団に入りましたら…

車が…車の騒音が…
ブーブーシャーシャーと、うるさくって、うるさくって…
今まで気にしなくて良かったので、余計耳障りで…

“ああ、カエルの声が聞こえないよ…カエルさんカエルさん、カムバーック！”

と心の中で願いましたら、

「ぐわっ！ぐぅえっ！げろげろげええ～！」

って、ものすごいのが始まっちゃって…。
しかも延々…

カエルの鳴き声は求婚だって聞いたことがあるから、あんまり車がうるさい時間だとプロポーズしても聞こえないから、叫んじゃってるんでしょうか。

車に対抗した夜中前のカエルの鳴り声は、もはや子守唄などではなく、

ただのダブル騒音だと知りました…。









ちょっと押してケロ？↓

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猫の手

これは猫の手です。


これは孫の手です。



ダオ（次男）と２人だけの夕食だったので、外ご飯を食べに行った帰り、１００均に寄りました。
目的は『孫の手』。
少し前パンダ（夫）が、背中を掻くために買ってきたのを見て、部屋を模様替え中のダオが、
「アレがあったら高い所のモノがラクに動かせそう…」
と思いつき、欲しくなったというわけです。
あんなモノでモノが動くか？
といささか疑問だったし、家にパンダのが１つあるのだから、
「必要な時に貸してもらったら？」
と私が言うと、
「オヤジが使ったヤツなんかヤダ。マイ・猫の手が欲しいんだよ」
…はあ。まあね。確かにパンダが背中掻いたヤツなんて…

えっ？“猫の手”？！

私はブハッと吹き出してしまいました。
「ダオさん、孫の手だよ、孫の手！猫の手ってアンタ…ぷふふ…」
ダオは、
「わざと言ったの！まったく冗談の通じない女だぜ…ぶつぶつ…」
とか言い訳をしましたが、本気でそう思い込んでいたに違いありません。
“蚊に食われる”というのを“蟹に食われると”言っていた男です。
私は猫の手で背中を掻いてるダオを想像して「ぷふふふふ」とニヤニヤしながら店に入りました。

しかしなかなか見つかりません。
手分けして探したけど、ダオも私もそんなモノ買ったことも気にしたこともないので、何コーナーにあるのかすらわかりません。
でもパンダが１００均で買ったと言ってたので、どこかにあるはず…

こういう時、男子高校生ってのは、意地でも自力で探そうとします。
そしてこういう時、おばさんは、さっさと店員さんを探します。
が、店にはレジに１人だけ。しかも接客中。列もできています。
私はどこかにウロチョロしている他の店員さんはいないかと探し回り、
（ブツを探せよ？）
見つけました！
捕まえました！
そして大きな声で聞きました！

「あ！すいません！猫の手どこですか？」

アタマがすっかり猫の手になっていた私は、自分の間違いに少しも気づかず、逆に店員さんが、
「えっ…猫の手ですか？」
と、ポカンとした顔で聞き返してきたのを、
「ふっ、まったく最近の若い店員は猫の手も知らないのね」
と言わんばかりに、超ドヤ顔で、
「ほら、木でできてる背中とか掻くヤツ…」
と教えてあげました。

すると店員さんは必死に笑いを堪えてるような表情で、

「孫の手ですね？こちらです…」

と言って、案内してくれました。

私はそばに売っていた園芸用のスコップで穴を掘って埋まりたいと思いました。

狭い店内、私のドヤ声は隅々まで響き渡っていたのでしょう。
案内されたコーナーまで行くと、先に自力で孫の手を見つけたらしいダオが、

猛ダッシュで逃げていく後ろ姿が目に映りました。







こうして年頃の息子は母親から離れていくのでしょうね…
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耳あてと手ぶくろ

ティモコは駅まで自転車通勤なので、冬場は耳あて（イヤーマフ）と手袋は欠かせません。
どんなに暖かい格好をしても、お耳とお手々は守れないからね。
去年、両方新調したので、今年は寒くなるのと同時に「おほほ～」と使用してたわけです。

で、いつもの金曜日。
つい出来心で、それらを自転車のカゴにポイッと入れっぱなしにして、電車に乗ってしまったとです。
まだそれほどは寒くないので、朝、夕、自転車に乗る時必要なくらいで、あとは電車と歩きだし、カバンに入らなかったから、置いてっちゃったんです。

駅前の駐輪場はいつも満杯で、自転車が溢れている状態。
あちこちの自転車の前カゴや後ろカゴに、よく、傘だのカッパだのタオルだのを平気で入れっぱなしにしてる人を見ていたので、数時間のことだし、大丈夫でショ～と、浅はかにも思ってしまったのです。
役に立ちそうな傘が無事なのだから、まさか見ず知らずの誰とも知れない人間が直接肌に触れてるものなんか、持ってくヒトもいないだろうって。

甘かったとです…。

仕事が終わって、やれやれ、と自転車のところへ戻りましたらば…無い。
どっこにも、無い。
私の耳あてと手ぶくろが、もののみごとに消えていました。
隣の自転車のタオルはそのままなのに。
風でブッ飛んだのかも（なワケないけど）と周囲も歩き回って探しましたが…
ううう…

こういう時って、持って行った人もだけど、自分自身に一番腹が立ちます。

このアホンダラ！考えなしのバカティモコがっ！！

って、泣きたくなります。
自業自得だし、無いものはもうどうしようもないので、トボトボ帰ってきました。
やけに耳と手が、あたる風に冷たく感じました。

家に帰って家族に話すと、ボウとダオは「まだ、自転車が盗られなくて良かったじゃん」等、慰めてくれました。
確かに…ニューティモコ号が無事だっただけマシか…と、多少テンション戻りましたが、パンダが一言、
「バカだな、オマエは。」
と。
そんなことわかってるよ！だから悲しくなってるんだよ！わざわざ追い打ちかけなくてもいいじゃない！
って思いましたが…返す言葉もございませんでした…


そしたら次の日…
午後から出勤だったパンダが、午前中百均に用があって出かけてたんだけど、帰ってきて私に無造作に「ほら」って。


もふもふの耳あてと手ぶくろ。


………


百均だけど。
ティモコが盗られたのは千円くらいのヤツだけど。


大きな図体のパンダが、小さい女性用のもふもふを選んでるのを想像したら、なんでか涙が出そうになりました。
一時しのぎって言ってましたが、ボロボロになるまで使おうって思いました。


月曜日、これをつけて、私はルンルン自転車に乗るでしょう。
今度は置いてけぼりにせず、ずーっとおともさせるでしょう。







実物の手袋は五本指です。
指先に工夫がされてて、手袋をしたままスマホが操作できるとです。
最近の百均は侮れませぬ…

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