早くもクリスマスケーキの予約注文が始まっておる今日この頃…。
なんで未だ暑いんでしょうか?
地球温暖化のアレでしょうかね?
異常気象のせいか野菜が高すぎて買えないから、冷凍のカット野菜なんぞを買ってきて誤魔化しておりまする…。
話が全然違うけど、この間とうとう行ってきたYO!
ずっと憧れてた超超レトロなお風呂屋さん。
スーパー銭湯じゃなくて、本当に昔っからある下町の銭湯。創業はなんと明治時代!
番台でしょ、壁には富士山の絵、タイル床、おかまドライヤー、瓶のコーラに牛乳…全~部揃ってるとこ。
感涙したわ~~~~~
客は誰もいなかったけどね。
まあ早い時間だったからね、夜になったらきっと近所の人たちでてんやわんやだと思うの。
だって、すご~くすご~く素敵なとこだったんだもの。
番頭のおばちゃんが親切でね。
事前チェックで『石鹸・シャンプー・リンス各30円』って情報誌にあったから、ティモコはタオルと着替えだけしか持って行かなかったんだ。
買えばいいやと思ってね。
でも土壇場で…体は洗うにしろ、帰ったらどのみち家族のために家でお風呂を沸かすワケだから、アタマは家で洗えばいいか…と、なんでか30円をケチって「石鹸だけください…」って言ったの。
そしたらおばちゃんはワタシの顔をじーーーと見て、
「アタマは洗わないの?」
って聞くから「いや…家で…モゴモゴ…」
ってどもってたら聞こえなかったのかまた、
「アタマは洗わないの?」
って目を真ん丸にして言うからつい、
「あああああ洗います…!」
って言っちゃったのね。
まあせっかくおかまドライヤーがあるんだから、使ってみたいしね。
だからシャンプーも買おうと思ってお金を出してたら、おばちゃんはボディーソープとリンスインシャンプーが入ってるカゴを持ってきてね、
「ハイ、使っていいよ」
と…。
タダで貸してくれたんだよ。
すごく嬉しかったよ。
湯船も二つあったんだよ!
一個はちょうどいいお湯加減だったんだけど、もう一個がメチャメチャ熱くてね。
でも両方入りたかったから根性で入ってやったんだ。
でもでも茹で豚になりそうだったから出て、桶がどこを探しても見つからなかったので、手酌(?)でなんとか体とアタマを洗ってたら、おばあちゃんが一人入ってきてね。
チラッと見たら、ななななんとー!
その手には憧れの黄色いケロリン桶が…!!!
つい聞いてしまったわ。
「そそそそそれっ、どこで買ったんですかーーー?!」
って…。
普段はとっても人見知りの恥ずかしがり屋さんなのに(本当よ…)興奮すると突っ走るタイプみたいなの…危険な豚よね…。
そしたらおばあちゃんは脱衣所を指差して、
「あっちにいっぱい置いてあるけど」
と…。
脱衣所とは気付かなかった。
しまったぁせっかくのケロリン桶を使いそこなってしまったぁ。
また行ってリベンジするのみか?
ちなみにおばあちゃんは熱い方のお湯に手を突っ込んで、あちちちちーってやって、おもむろに蛇口からジャージャー水を出して薄めたのよ。
しまったぁ!
そおやって入れば良かったのかぁ…!!!
そういえば遥か昔、そのような光景を見たことがある気がするわ。
でっかい蛇口が付いてるわ~~って見てたけどそういうコトだったのね。
いや~ね。
熱いお湯でホコホコになったワタシは、まだ脱衣所に誰も居なかったからマッパ(真っ裸)で扇風機の前で「ひょおお!」って涼んで、少女マンガがたくさん置いてあったからパラパラめくってみたり、おかまドライヤーに座って20円投入して、「ひょおおお!」ってアタマを乾かして…。
ちょっと失敗もしたけど、とにかくすご~~くすご~~く楽しんだの。
で、お借りしたボディーソープとシャンプーのセットを番台に返しに行きましたらば、
いつの間にか番頭さんが男の人に交代してたの…
一瞬固まったけど…
行けて良かったです
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