※遅くなりました続きです
「時計がない…」
買ってから嬉しくてか、普段会社にもオシアナスをつけて勤務していたボウ。
仕事中、何気に時間を見ようとして、そこでやっと腕時計がナイことに気付いたという…
その時は、つけてくるのを忘れただけで、家にあるはず、と希望を持っていたようだけど…
ワタシも一緒に自宅中を探したけど、どこにもありません。
懐中電灯を持ってティモコの車とボウの車も探してみたけどありません。
「昨日は?」
「あった…」
「まさかお風呂に持って行ってないよね?」
「…持ってった」
「」
そう、ワタシはボウの腕なんかまるで気にしていなかったのです。
でも言われてみれば見たような…。
ショッピングモールとかあちこちウロウロしてるけど、腕時計をはずす場所、といったら、普通に考えて風呂しかありえない…
きっと風呂屋のロッカーに入れて、忘れて帰ってきてしまったんだと、ボウは慌てて昨夜行ったスーパー銭湯に電話しました。
一生懸命時計の名前とか、自分が使ったロッカーの場所を説明するボウ…。
しかし相手は昨日のてきぱきした女性店員ではなく、ほにゃららした若いアルバイト?の男のコだったみたいで、オシアナスだって言ってるのに、
「ゴムの時計ならありますが~~」
と応えたようで…爆笑…いや、笑ってる場合じゃない
全く会話が噛み合わず、一応探してみます、とは言ってくれたものの、居ても立っても居られなくなったボウは「ちょっと行って見てくる」と…。
1でも書いたけど、そこは自宅から結構遠い…。
しかも昨日のうちならまだしも、一日経ってしまっている…。
とっくに清掃してるはずだから、あれば従業員が気付くだろうし、届がないなら次にロッカーを使った人が持って行ってしまったのかもしれない…。
ちょうど電話中に帰ってきて、事情を知ったパンダは「ないってんならないんだろ、盗られたんだよ。無駄だ」と言い、ワタシもちょっとそう思いましたが、自分の目で確かめたいボウの気持ちもわかるし、あまり乗り気でなかったボウを誘ってしまったのはワタシだし…。
しかも誘い方がいかにもショッピングモール優先で、風呂はついででってイヤらしく誘って…だからボウはお洒落をして、風呂だけなら時計をつけていくこともなかったかも…と、いろいろグルグル考えてしまい、申し訳なくなって、ワタシも一緒についていくことにしました。
もちろん、どんな誘い方をしようと、風呂場に時計を置き忘れたボウが一番アホチンなんだけど、それでも責任を感じずにはいられません…
…とか書いてますが、この時はまだ楽観していて、もし見つかったら「良かったね~~」ってなって、そしたら「せっかくだから、また入って行こうか~~」ってなるかもかも~~~??と、秘かにボウとワタシの着替えをこっそり用意してたことはナイショですが…(なんてティモコなんだ…)
口数少なく、ヌーちゃんじゃ遅いからと自分の車を出したボウ。
助手席の窓から昨日と同じ夜景を眺めながら、まさか次の日、こんな思いで同じ道を通るなんて…と、だんだん哀しくなってきました。
ボウが自分で働いて買った、なかなか似合ってたオシアナス…。
どうか見つかってほしい。
アルバイトっぽい男のコがただの面倒臭がり屋のアポチンであってほしい。
昨夜から今の今までボウの使ったロッカーを誰一人使わない人気のない店であってほしい。
清掃係のヒトがいい加減にしか掃除しないヒトで目がちくわであってほしい。
無事に時計が見つかりさえすれば、喜んでリピーターになりますから…!!!
…などと、お店に失礼すぎることをバカ親が考えていた罰でしょうか…。
まるで昨日とは違う気分でスーパー銭湯に着き、祈る様に(着替えを握りしめ)ボウの車で待っていたけど、ワタシも居ても立っても居られなくなり、スーパー銭湯の入り口へ…。
がっくりと肩を落として、首を横に振り、とぼとぼ戻ってきたボウに、かける言葉がなかなか見つかりませんでした…。
続きます。
ところが事件はこれで終わりではなかったのです…!
次回・ワタシたちが「えええっ」な最終話は即…こっ…今週中には更新しま~~~す(笑)
人気ブログランキングへ
「時計がない…」
買ってから嬉しくてか、普段会社にもオシアナスをつけて勤務していたボウ。
仕事中、何気に時間を見ようとして、そこでやっと腕時計がナイことに気付いたという…
その時は、つけてくるのを忘れただけで、家にあるはず、と希望を持っていたようだけど…
ワタシも一緒に自宅中を探したけど、どこにもありません。
懐中電灯を持ってティモコの車とボウの車も探してみたけどありません。
「昨日は?」
「あった…」
「まさかお風呂に持って行ってないよね?」
「…持ってった」
「」
そう、ワタシはボウの腕なんかまるで気にしていなかったのです。
でも言われてみれば見たような…。
ショッピングモールとかあちこちウロウロしてるけど、腕時計をはずす場所、といったら、普通に考えて風呂しかありえない…
きっと風呂屋のロッカーに入れて、忘れて帰ってきてしまったんだと、ボウは慌てて昨夜行ったスーパー銭湯に電話しました。
一生懸命時計の名前とか、自分が使ったロッカーの場所を説明するボウ…。
しかし相手は昨日のてきぱきした女性店員ではなく、ほにゃららした若いアルバイト?の男のコだったみたいで、オシアナスだって言ってるのに、
「ゴムの時計ならありますが~~」
と応えたようで…爆笑…いや、笑ってる場合じゃない
全く会話が噛み合わず、一応探してみます、とは言ってくれたものの、居ても立っても居られなくなったボウは「ちょっと行って見てくる」と…。
1でも書いたけど、そこは自宅から結構遠い…。
しかも昨日のうちならまだしも、一日経ってしまっている…。
とっくに清掃してるはずだから、あれば従業員が気付くだろうし、届がないなら次にロッカーを使った人が持って行ってしまったのかもしれない…。
ちょうど電話中に帰ってきて、事情を知ったパンダは「ないってんならないんだろ、盗られたんだよ。無駄だ」と言い、ワタシもちょっとそう思いましたが、自分の目で確かめたいボウの気持ちもわかるし、あまり乗り気でなかったボウを誘ってしまったのはワタシだし…。
しかも誘い方がいかにもショッピングモール優先で、風呂はついででってイヤらしく誘って…だからボウはお洒落をして、風呂だけなら時計をつけていくこともなかったかも…と、いろいろグルグル考えてしまい、申し訳なくなって、ワタシも一緒についていくことにしました。
もちろん、どんな誘い方をしようと、風呂場に時計を置き忘れたボウが一番アホチンなんだけど、それでも責任を感じずにはいられません…
…とか書いてますが、この時はまだ楽観していて、もし見つかったら「良かったね~~」ってなって、そしたら「せっかくだから、また入って行こうか~~」ってなるかもかも~~~??と、秘かにボウとワタシの着替えをこっそり用意してたことはナイショですが…(なんてティモコなんだ…)
口数少なく、ヌーちゃんじゃ遅いからと自分の車を出したボウ。
助手席の窓から昨日と同じ夜景を眺めながら、まさか次の日、こんな思いで同じ道を通るなんて…と、だんだん哀しくなってきました。
ボウが自分で働いて買った、なかなか似合ってたオシアナス…。
どうか見つかってほしい。
アルバイトっぽい男のコがただの面倒臭がり屋のアポチンであってほしい。
昨夜から今の今までボウの使ったロッカーを誰一人使わない人気のない店であってほしい。
清掃係のヒトがいい加減にしか掃除しないヒトで目がちくわであってほしい。
無事に時計が見つかりさえすれば、喜んでリピーターになりますから…!!!
…などと、お店に失礼すぎることをバカ親が考えていた罰でしょうか…。
まるで昨日とは違う気分でスーパー銭湯に着き、祈る様に(着替えを握りしめ)ボウの車で待っていたけど、ワタシも居ても立っても居られなくなり、スーパー銭湯の入り口へ…。
がっくりと肩を落として、首を横に振り、とぼとぼ戻ってきたボウに、かける言葉がなかなか見つかりませんでした…。
続きます。
ところが事件はこれで終わりではなかったのです…!
次回・ワタシたちが「えええっ」な最終話は即…こっ…今週中には更新しま~~~す(笑)
人気ブログランキングへ