今日でいよいよ台南滞在も最後、明日は早朝に長距離バスで台南から台北に戻り、
その後松山空港まで移動して日本へ帰国です。
台南は左榮蓮池潭で借りたYoubike2.0が未だ適用されておらず、古いシステムだったので自転車を
借りることが出来なかったんですが、運よく滞在しているホテルが無償で自転車の貸し出しを行っていました。
これなら左ひざの痛みにも負けずに機動力が上がります。そんなわけで今日は一日台南市内の有名どころを巡りました。
■赤崁樓(チーカンロウ)
オランダ統治時代の1653年に建てられた旧要塞で、当時は紅毛城と呼ばれていたそうです。
もともと海神廟と文昌閣という2つの建物が並んでいるんですが、奥側の文昌閣は現在修復中で入ることはできませんでした。
■祀典武廟
赤崁樓の向かいに建つ関羽を神(関帝)と祀る廟です。台湾の廟は一般的に正面の主祭壇を囲むように
左右や後ろにも別の神様を祀る祠が付随していて、お参りをする人々は火のついた何本もの長い線香を持って
祠を巡りながら1本ずつ線香を備えていくのが生業のようです。全部の写真んを上げているととんでもない
枚数になってしまうので、以下も含めて主祭壇の紹介にとどめます。この祀典武廟には有名な「大丈夫」の
扁額も飾られています。
■臺南祀典大天后宮
台南で最古の、航海の安全を司る神である媽祖を祀る廟です。元々は明朝王族末裔の寧靖王の邸宅が
媽祖廟として建て替えられているそうです。
■天壇
道教の最高神である玉皇上帝を主神に20以上の神様を祀る廟です。
■孔子廟
台湾で最古の孔子廟です。敷地に入って先ず見えるのが3階建ての文昌閣です。内部はかなり狭い作りですが
急な階段で3回まで上がることが出来ます。
その隣には明倫堂が建っています。孔子廟は儒学を学ぶ学校の役割があり、明倫堂はその教室だったそうです。
孔子廟の本堂は周囲を回廊で囲まれています。本堂自体はシンプルで内部は非常に簡素です。
孔子廟を正面から見た写真も載せておきます。
■大南門
清朝政府が建てた城壁で現在も残る14の門の一つです。外門と内門の間に「甕城」と呼ばれる半月型のスペースがあり、
「月城」とも呼ばれています。
■延平郡王祠
オランダが占領していた台湾を1662年に平定した鄭成功を祀った廟です。日本の治時代は開山神社となっていたため
その名残の鳥居も残っています。大きな石像も道沿いに建っています。
■花園夜市
夜は日曜日に開催されている台南最大の規模を誇る花園夜市へと行ってみました。最大規模の夜市、
さらに日曜日ということで夜市は屋台の間を歩き回るのも大変なほどの混みようでした。
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