アンコーナの第7弾では、サン・ペレグリーノ・エ・テレサ教会をご紹介します。
サン・ペレグリーノ・エ・テレサ教会はアンコーナのドゥオーモ(サン・チリアコ聖堂)の建つ丘の登り口の手前、セナート広場に建っている
銅で覆われた緑色のドームが印象的な教会です。教会は18世紀に建てられ、名称の通り聖ペレグリーノと聖テレサに奉献されていますが、
地元ではスカルツィ教会と呼ばれているようです。
教会の建物は8角形のプランとなっています。素朴なファザードには1対のドリス様式の柱が備え付けられています。城を主体としている内部は
ギリシア十字形となっており、2つの側面礼拝堂があります。左側の祭壇には「マリアの結婚」、右側の祭壇には「聖母と聖ガエターノと十字架のヨハネ」が
飾られています。主祭壇はには13世紀に遡る中世の十字架が飾られています。
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