ウルビーノの第9弾では、世界遺産のウルビーノ歴史地区の中心に建つドゥカーレ宮殿をご紹介します。
ドゥカーレ宮殿は、ウルビーノ公国の君主であったフェデリーコ・ダ・モンテフェルトロによって15世紀半ばに建設が始まっています。
現在の姿になったのは16世紀の半ば、およそ100年の年月がかかっています。最盛期の頃には君主や賓客をはじめとし、
付き人、従者、馬丁、調理人、召使いなど500人ほどの人々がここで生活をしていたそうです。
現在ドゥカーレ宮はマルケ国立美術館(マルケ州国立美術館) となっていますが、今回は美術館以外のエリアの写真を上げてみました。
ドゥカーレ宮殿の西側の丘の上にあるレジステンツァ公園から眺める宮殿の豪華な偉容も素晴らしいです。宮殿の入り口から入ると
直ぐにビジュ官への入り口がある回廊のある庭に出ますが、その先には小さいながらも美しいパスクィーノの庭があります。
またこの回廊からは厩舎や厨房、貯蔵室などとして使われていたとされる地下空間へと降りていくことが出来ます。
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