バーリーの一日目は、ガイド付きでマテーラの見学です。本当はマテーラではなくてカステル・デル・モンテを
予約していたんですが、2日前に急に連絡が来てカステル・デル・モンテのツアーは中止、代わりにマテーラのツアーになると、
ふざけたことを言ってきたのでちょっと腹が立っている小生です。
それでもまぁ、マテーラも久しく行っていないので仕方ないかと気分を切り替えて出発です。
ホテルの前まで車でピックアップに来てくれましたが、オーストラリアから観光に来ている女性3人と一緒でした
(小生と同年配の方2人、ご高齢の方1人)。1時間ほど車を飛ばして到着です。
■マテーラ
・ヴィットリオ・ヴェネト広場の地下
マテーラ見学の出発点となる広場には、古い地下貯水槽の遺構が広がっています。その前にはおそらく教会の跡と思われる柱廊がのこっています。
・柱廊に残るフレスコ画
・マテーラの眺望
クラヴィーナ渓谷の斜面の岩肌を掘って造られたサッシが広がる眺望です。
・マテーラの通路
細く起伏のある通路がいたる所に広がっています。ギリシアや古代ローマ、アラブ、ノルマンなどマテーラを
支配したそれぞれの様式で道は造られています。
・さらに広がるサッシの眺望
・対岸の岩肌に残る岩窟教会
マテーラの岩窟住居が広がるクラヴィーナ渓谷の最下部を流れるクラヴィーナ川を挟んだ対岸には露出した
岩肌のそこかしこに穴が掘られ、そのうちのいくつかは岩窟教会となっています。
■バーリ・メトロポリタン美術館
マテーラの見学を終えバーリに戻ったのは14時過ぎでした。ちょっとホテルで休憩をとってから
バーリの美術館へと出掛けました。ホテルからだと1km以上離れているので膝の痛みと闘いながらなんとか辿り着きました。
・美術館の入口
美術館はバーリの海に面する建物の4階(日本式に言うと5階)に入っています。写真の旗が見えているところに
入口があります。
何と館内はスマホでの撮影はOKなのにカメラでの撮影は不可という小生にとっては理不尽な規則となっていたため、
展示物の撮影が出来ませんでした。仕方ないので購入した冊子の印刷されたものを撮影していくつかご紹介します。
・聖ロッコと悩める人々…ティントレット
・3連祭壇画(左から大天使ミカエルとパドヴァの聖アントニオ、聖フランチェスコ、シエナの聖ベルナンディーノと使徒性ピエトロ)…バルトロメオ・ヴィヴァリーニ
・聖ヴィンチェントと聖テオドーロ…逸名作家
・キリストと聖母マリアの物語…ジョヴァンニ・マリア・スクプーラ
・受胎告知…バルトロメオ・ヴィヴァリーニ
美術館の前にはバーリの海が広がり、海岸通りがずっと続いています。
・海岸通りから見るバーリ旧市街
・海岸通りから見るマルゲリータ劇場(裏手)
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