イタリア 写真撮りまくり

イタリア好きの食いしん坊が、イタリアで撮りまくった写真を中心にご紹介。

リスボン4日目…バターリャ、アルコバサ

2019年08月28日 | ポルトガル

リスボンの4日目は、早起きをしてリスボン郊外のバスターミナルへ出向き、世界遺産の修道院があるバターリャまでバスで移動しました。

 

■バターリャ修道院

バスでまるまる2時間、ジョアン1世が1388年に聖母マリアに捧げるために建築を始めた修道院近くのバス停に到着しました。

・修道院ファザード

・修道院教会内部

・修道院教会の主祭壇

入口を入るとすぐ修道院の教会となっています。シンプルで飾り気が有りませんが、高い天井と主祭壇の彩り豊かなステンドグラスが

厳かな雰囲気を醸し出しています。

・創設者の礼拝堂

・ジョアン1世の棺

教会に入って直ぐ右側にある15世紀の礼拝堂です。創設者ジョアン1世とその王妃の棺が中央に置かれ、周囲にも4人の王子の棺が並べられています。

・ジョアン1世の回廊…回廊

・ジョアン1世の回廊…中庭

・ジョアン1世の回廊…泉

14世紀後半に建設が始まり、16世紀初頭に完成したマヌエル様式の回廊です。

・アフォンソ5世の回廊

・アフォンソ5世の回廊(2階から)

15世紀に造られたゴシック様式の回廊です。

・未完の礼拝堂

100年以上工事が続けられたものの未完に終わった礼拝堂です。天井が有りませんが、いくつかの棺が納められています。

・手をつないだ二人の棺

死後の世界でも仲良しでいられるなんて素敵ですね。

 

■アルコバサ修道院

バターリャからはバスも有ることは有るんですが、本数が極端に少なくて時間も合わなかったのでタクシーで移動しました。

・修道院ファザード

アフォンソ1世がシトー会に寄進した修道院です。1153年に建築が始まり、1222年に完成しています。

・修道院教会内部

こちらも入口を入るとすぐに教会となっています。バターリャ同様に非常に簡素で天井が高い造りとなっています。

・修道院教会の主祭壇

主祭壇の後方を取り巻くようにいくつかの礼拝堂が並んでいました。

・王室パンテオン

18世紀後半にドナ・マリア1世によって教会の右側廊に付け加えられた部屋です。数名の王子の棺が完成と共に運び込まれています。

・右翼廊に置かれたペドロ1世の棺

・左側廊に多かれたイネスの棺

・二つの棺

悲恋の二人は、キリストによる最後の審判で再び蘇った時に体を起こして最初に見るのがお互いの姿であるように、

足と足を向き合わせて棺が置かれています。バターリャの未完の礼拝堂の二人とはずいぶん違った形での愛情ですね。

・王の広間

歴代国王の像と、美しいアズレージョ(青色の装飾タイル)がいくつも並べられています。

・ドン・ディニスの回廊…中庭

・ドン・ディニスの回廊…2階から

・ドン・ディニスの回廊…柱越し

ディニス王によって14世紀初頭に造られた回廊です。沈黙の回廊とも呼ばれています。2階の部分はその後16世紀になって増築されています。

・参事会堂

修道僧が運営について話し合ったとされる部屋です。歴代の修道院長はここに埋葬されています。

・僧の広間

隣室の巨大厨房の付属としてワイン貯蔵庫として使われていたそうです。

・食堂

説教台があるのがいかにも修道院ですね。

・細い扉

この扉を通れない僧は太り過ぎとしてチェックされていたのだそうです。小生は絶対に通れない扉です。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« リスボン3日目の食事 | トップ | リスボン4日目の食事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ポルトガル」カテゴリの最新記事