アマルフィーの第7弾では、第5弾でも少しご紹介した天国の回廊と現在ではドゥオーモ博物館となっている旧ドゥオーモの聖堂をご紹介します。
13世紀に築かれたアラビヤ様式の天国の回廊は、アマルフィーの最上流の市民のための墓地としての役割を持っていました。アラブ独特の工芸的な尖塔型のアーチが交差する回廊は小さいながらも本当に美しいものです。
旧聖堂は古い初期キリスト教会の跡の上に、聖母マリア、聖コズマとダミアーノに献じて9世紀に建てられましたが、10世紀後半に現在の主身廊が建てられたことで現在の大聖堂の原型ができあがったのだそうです。
どのように埋葬されたのかは良く分かりませんでした。回廊の一部には石棺も残っていましたが、数は本当に少なかったので、もしかしたら回廊の床の下に埋葬されているのかもしれませんね!!
アラビアっぽい細長い繊細なアーチがステキ
もしかして、この中庭が墓地とか