ローマの第54弾では、トレビ地区のコルソ通り沿いの小さな広場に面して建つサン マルチェロ アル コルソ教会を
ご紹介します。
サン マルチェロ アル コルソ教会はローマ市内でも初期のキリスト教会の一つで、教皇マルケルス 1 世の牢獄があったところに、
8世紀になって教皇ハドリアヌス 1 世建てられた教会を起源としてしていますが、16世紀初頭の火事によってほぼ消失してしまい、
17世紀末にようやく後期バロック様式の凸型のファザードと共に再建されています。
単身廊の内部には、左右5つの礼拝堂が設けられています。主祭壇は12 世紀の作品で飾られ教皇マルケルスや聖ディグナ、聖エメリタ、
など様々な聖人の遺物もおかれています。
個々の礼拝堂との特定はできませんでしたが、
- フランチェスコ・サルヴィアーティ (聖母の物語)
- ペリン・デル・ヴァーガ (四人の伝道者)
- アレッサンドロ・アルガルディ (フランジパネ家の胸像)
- タデオとフェデリコ・ズッカリ (聖パウロの回心)、
- ピア クラウディオ パンティエリ (マドンナ デル フオコ、フォルリの守護聖人) のセラミック製
等が飾られています。
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