ポンペイの第12弾では、人類最古の職業ともいわれる娼婦が営んでいた娼婦の館をご紹介します。
ルパナーレと呼ばれる娼館は、ポンペイの遺跡の中心となるフォロから東方向に約150mのテアトリ通り、スタビアーネ浴場と
Casa dell'Orso Ferito(傷ついた熊の家)の間に建つ2階建ての建物です。1階に5部屋、バルコニーのある2階にも5部屋が備わって
いますが、見学は1階のみで一方通行で内部を見ていくようになっています。
部屋には石造りのベッドがあり、各部屋の入り口部分の壁にはエロティックな壁画がいくつも残されています。これは提供するサービスの
看板代わりの役割を持っていたようです。いわゆる性愛が社会においてタブー視されていなかった時代の開放的な雰囲気を見ることが
できました。
後半にはフォロの写真をならべてあります。
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