~ 「私」 の使用法その2.からの続き ~
piyo さんがパソコンで描き直してくれました。
「私」 消滅。
助けたいその人がどんな人かなど、関係ないでしょう。
誰であろうと、その身の無事を祈らずにはいられないでしょう。
その時、どこに 「私」 がいるというのでしょう。
「あの人は私に対して失礼だったから教えてあげない」
「皆さん、逃げろと教えてあげているのはこの私ですよ」
そんなことをいう人はいないでしょう。
『「私」 はいない』 は、複雑な境地ではありません。
人の生まれながらの特質です。
そこに在るものを、より有らしめる方向にしか、人は進めません。
とてもシンプルな、それが人の性質です。
だから何ものかが窮地に陥っているのを見ると、
「私」 のことなど忘れて
その何ものかを生かす (有らしめる) 方向に
導こうとするのです。
「そこに在るものを、より有らしめる」
人が、自分のその本質にフォーカスしたとき、
本質ではない (本当の存在ではない) あらゆる 「私」 が
なぎ倒され一掃されていきます。
そのとき、『「私」 はいない』 が起こります。
逆にいえば、実在だけが有ります。
咄嗟の行動、喉を突いて出てくる言葉。
そのどれもが、嘘偽りのない自分の本質が為せる業です。
逃げて!
生きて!
共に!
ありがとう。
愛しています。
たとえこの世界が 「私」 だらけ幻想だらけの世界でも、
自分の本質は味わえます。
そこに在るものを、より有らしめていく愉しみ。
その実在に触れながら。
~ 「私」 の使用法その4.へ続く ~
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