★ L (スペースエル) 体を通して人の全体と向き合うサロン 目の前は淡路島の海 女性専用ボディーセラピー

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サイゴは巡る

2017-05-03 11:06:41 | 日記

淡路市の鯉のぼり (地名ど忘れ)

このゴールデンウィークは、大分県の父と母をお迎えしています。
いつもは私の方から、ぜひ来てくださいとお願いするのですが、
今回は、足腰の衰弱を自覚した父からの申し出でした。

父いわく、
「ワシも足腰が弱ぇなりよんし、
○○子 (母) も人工透析するごとなるかもしれんけん、
遠出が出来るんも、これが最後になるじゃろう」 とのこと。



九州からの長旅を終え、我が家で一息つく難聴の父と全盲の母。

2年前には、父が生死の境をさまよいました。
今年の初めには、母が臨死体験をしました。

それぞれに生死の際をくぐり抜け、今こうして
夫婦揃って長寿を満喫できていることを
「幸せじゃ~」 と喜んでいます。

明日をも知れない命を生きる、そんな二人の原動力は、
「これが最後じゃろうなぁ」 という思い。
そういう最後なら、何度だってありがたい。

最後、さいご、最期、
サイゴとは、生ききる力が湧くマントラなのかもしれませんね。

何をするにも 「最後」 という思いがよぎる、そんな二人に、
「こんなの初めてじゃ」 のプレゼントをしました。



お殿様 81歳、お姫様 80歳。京都太秦映画村にて扮装。

最後な二人は、いつだって最高のパフォーマー。

同行した私の娘が、じいじいばぁばぁ素敵♪ と盛り上げてくれ、
ご長寿夫婦は、周囲の皆様のあたたかい視線に見守られ、
最後の初めて? 初めての最後? を愉しんでいました。



帰りの車中にて。殿と姫の抜け殻。
いえいえ、二人は、町民に扮したお殿様とお姫様なのです。

そんな二人と、今日も初めての最後の日を過ごします。
これからも、何度も何度も、
最後の機会を重ねていくのみです。

サロン 6月分の予約がまだ少々空いております。
ご予約のご検討どうぞよろしくお願い致します。


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