[2021年6月28日 更新]
今春2021年度受験は、コロナ禍の中でいくつかのルールが従来より変更された。
2022年度の都立高校受験の方針が発表されたのでお伝えしよう。
◆2021年度と同じ
2020年度は新型コロナが話題になる直前。よってコロナウィルスへの対応策なども盛り込まれていない。
2021年度から盛り込まれたが、2022年度はほぼ前年度を踏襲すると考えていい。
出願方法
20年度 受験校へ願書一式を受験生か保護者が持参
21年度 所属する中学校から郵送
22年度 所属する中学校から郵送
中学校によっては出願締め切りの1週間前には、中学校に願書を提出しろというケースもある。従うしかない。
合格発表
20年度 朝9:00に各高校で掲示する
21年度 朝8:30にWebサイトに合格者の番号を掲載する。各高校で掲示もする
22年度 Webサイトに掲載する。各高校に受検番号掲示もする
2021年度の合格発表は、高校での掲示と同じく受検番号を羅列していた。
これだと自分以外の受検番号が受かったか落ちたかを把握できてしまう。
大学受験だと、受験番号と生年月日を入力すると、あなたが「合格」か「不合格」かだけが分かるシステムを採ることが多い。これはコストがかかり不具合が出るリスクもある。
2022年度は今春と同じく受検番号の羅列形式だろうと私は予想する。
不合格者の得点開示の受付
20年度 合格発表日から
21年度 入学手続き〆切の翌日から
22年度 入学手続き〆切の翌日から
以前は全員が合格発表を見に高校まで来ていたので、不合格者はそのまま得点開示請求をできた。
現在は多くがWebで合否を確認する。不合格ならわざわざその日に都立高校に行くことはない。入学手続きが終わった後、混まない状態で受け付けるのだ。
合格者と不合格者が同じ空間にいない環境を用意してくれている。
なお私自身の考えは、合格発表を見に行って多くの合格者が喜んでいる中、自分の不合格を受け止めるという試練はあってもいい。だ。
推薦入試での集団討論
20年度 原則実施
21年度 実施しない
22年度 実施しない
ありがたい。こんなので合否決めなくていい。
むしろ推薦入試こそ学科のテストすればいいのに。その高校が重視する1科目でいい。
インフルエンザ等学校感染症罹患者等に対する追検査
20年度 実施する
21年度 実施する(新型コロナ感染が疑われる者として中学校が出席停止を行った者も対象)
22年度 実施する(新型コロナ感染が疑われる者として中学校が出席停止を行った者も対象)
追検査は2次募集・分割後期募集と同時に行う。
よって追検査受験者は、2次募集・分割後期募集を受けられない。
追検査の応募資格を有する者が、インフルエンザ等のため、出願した追検査を受検することができなかった場合(分割前期募集及び分割後期募集の双方を同様の理由で受検できなかった場合を含む。)は、追々検査を実施する。
参照:都教育委員会HP
なお追々検査も計画されていたが、2021年度は応募者ゼロ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/6a/34071970d7da0e360d6843e79baac6a4.png)
参照:都教育委員会HP
◆今できることは
今の時点で受験生のキミらが気にすべきことは入試だけだ。
これらの制度はある程度把握しておけばいい。気になるなら調べてもいいが多くの時間を無駄にする。必要な時に必要なことは伝える。
都立に入る! ツイッター 毎日役立つ情報。ミンナニナイショダヨ