[2022年6月3日 更新]
今月後半には中学校の期末テストが始まる。
中間テストは試験3週間前から、期末テストは4週間前から準備を始めるよう私は指導している。
おおよそ試験2週間前にテスト範囲が発表されるが、そこから始めても間に合わないからだ。
「テスト範囲が分からないから、テスト勉強ができない」などと幼児のような言い訳をする奴もいるが、前回のテスト範囲以降・現在学習している内容まではまずテスト範囲に入るだろう。
全範囲は分からずとも、判明しているテスト範囲から勉強すればいいだけ。
勉強はフライングスタートで反則を取られたりはしない。
◆高校受験生は7月が大事
そして受験生は期末テスト後に何をすべきかを考えよう。
塾に通っていて、その塾を信頼しているのなら、塾の提案する夏期講習を受けるといい。
塾に通っていなければ、自分で1からスケジュール・内容を決める必要がある。これがめっぽう大変な作業だ。
素の夏期講習もたいていは7月20日以降に始まる。
期末テストが終わってから3~4週間はあるだろう。ではその期間をどう過ごしたらいいだろうか。
「夏にみっちり勉強するんだから、夏休み前くらいはのんびりする」などとナメた考えだと、まず100%ダラけた夏になる。「オレは違う」と考えるならどうぞご勝手に。
お薦めなのは期末テストが終わった日から勉強を始めることだ。
夏の宿題(学校のもの、塾のもの)、2学期中間テスト対策、英検の準備などやることは山ほどある。それもなければ都立入試の漢字練習を始めたらいい。
<過去記事:【2023都立国語】その漢字の勉強、間違ってます>
「夏休みに勉強する」のは受験生なら当たり前。
1日8時間勉強しても、他の受験生もしているのだから差はつかない(=偏差値は上がらない)
だが7月上旬から動き出す子は少ない。大きく勉強時間で差を付けられるだけでなく、夏前から動き出しているのだから夏休みに助走が済んだ状態で突入できる。
期末テストが終わった日から勉強を始めることには、メリットしかないと思うのだがいかがかな?
都立に入る! ツイッター 役立つ情報。ミンナニナイショダヨ
コメントを投稿するにはgooブログのログインが必要です。