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2022年度向け 都立高校受験の基本<5> ネット出願

[2021年10月1日 更新]
2022年度入試では都立高校20校でインターネット出願が採用される。
2021年度は立川高校だけだったので大幅な増加だ。

現時点で発表されていることを、分かりやすく説明する。

◆実施校は区部13、多摩7
インターネット出願実施校は以下20校。
三田
小山台
駒場
目黒
雪谷
豊島
練馬
足立
足立西
江戸川
小松川
立川
福生
清瀬
五日市
工芸
第五商業
晴海総合
若葉総合

普通科が14校。
昼夜間定時制やチャレンジスクール、エンカレッジスクールはない。

この20校。何か共通点はないか考えてみた。
残念ながら見つからない。
五日市と若葉総合を除く18校は、2021年度一般入試で定員割れしなかったくらいか。

◆推薦入試と一般入試のみ
この20校のうちどれかを志願する場合、インターネット出願しなくてはならない。他の都立高校のように郵送したり、高校まで持参することは認められていない。
2次募集や3次募集があった場合は志願書を高校に持参することになる。これは他の都立と一緒。

◆ネット出願なのに郵送する
手順は以下の通り。
1. 入学願書に記載する情報をインターネット上の出願サイトで入力する。
2. 出願サイトの案内に従い入学考査料を決済する。
3. 出願サイトから入学願書を印刷し、保護者氏名を自署した入学願書を、中学校に提出。 中学校で確認してもらう。(郵便手配は中学校長が行う)
4. 受験票を自分で印刷する。 
5. 出願サイト上で、個別の合否発表を行う 

これ、ネット出願のメリットある?
昨年度 →願書は手書きして、中学校に提出していた。そのあと郵送。
今回  →願書は入力して印刷し、中学校に提出する。そのあと郵送。

願書の入力をパソコンやスマホでできるだけで、自分で郵送するのは他の出願方法と変わらない。
むしろ利用者登録などするだけ手間が増えると思う。書き直しがラクなくらいかね、メリットは。

受験料(入学考査料)の決済方法がまだ発表されていないが、昨年度の立川高校は。
所定の納付書(中学校や立川高等学校等で 入手)を使用し、金融機関窓口で行う。「領収証書」を 願書に貼って郵送
ネット決済できなかった。今回はできそうだがはたして。


◆2021年度との違い
2022年度のインターネット出願については詳しくわかっていない点もある。
分かりしだい、随時お知らせする。

前回2021年度の立川高校の場合、
・インターネット出願でなく、郵送での出願も可。
だった。
2022年度入試について、現時点では「郵送でもOK」との記載はない。


結論。あまりメリットはなさそう。
受験料がクレジットカードで決済でき、それで向こう(都立高校)が確認してくれるなら受験者にとっては手間が大幅に省けて嬉しいけどね。
銀行窓口に午後3時までに行くのは、存外に面倒だ。


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