[2022年10月30日 更新]
2016年度以降、都立高校一般入試の国語では漢字と10点の作文以外は四択問題しか出ていない。
ではその四択問題に法則はあるのか。
実は、ある。
それを今回は3つ、特別に教える。
ただし、誰にも教えてはいけない。
得するのはキミだけでいい。
◆ほぼ同率。しかし一番多く出るのは・・・
過去20年間、国語の四択問題でどの選択肢が何回正解だったかを表にまとめた。
水色の「割合」を見れば分かる。
ほぼ同数だが「ア」は一番少なく「エ」がいちばん多い。
とはいえ各回での差は最大で2つ。ア~エのいずれも2つはある。
ここ5年間に限定しても「エ」がいちばん多い。
少ないのは「ア」だ。
◆法則1 最初に「ア」はない
国語の大問1,2は漢字。大問3から文章読解になる。
その1問目の四択で、分かりやすい傾向がある。
1問目で「ア」は過去20年間で一度しか出ていないということだ。
他の3つの選択肢は
イ・・・5回
ウ・・・7回
エ・・・7回
ウ・・・7回
エ・・・7回
と、ほぼ均等に出ている。ややエが多い。
これは他教科でも同じような傾向があるが、ここまで露骨なことはない。
絶対に忘れるな。
◆法則2 ア・イ・ウ・エは1回ずつ
もう1つ。大問4について。
大問4は4問の四択問題が出される。
2008年度~2021年度入試の14回連続で「ア・イ・ウ・エが1回ずつ、正解になっている」という法則が成り立っている。
問1から問4の正答を年度別に並べてみると
2021年度 エ・ア・ウ・イ
2020年度 イ・エ・ウ・ア
2019年度 ウ・ア・イ・エ
2018年度 イ・エ・ウ・ア
2017年度 ア・ウ・エ・イ
2016年度 エ・ア・イ・ウ
・
・
・
2008年度 イ・ウ・ア・エ
2007年度 エ・ウ・イ・イ
2006年度 ウ・ア・イ・エ
2005年度 エ・ウ・イ・ア
2004年度 ウ・イ・イ・エ
2003年度 ウ・エ・イ・ア
2002年度 ア・イ・エ
19年間で法則から外れたのは、2007年度と2004年度の2回だけ(2002年度は四択が3問だったため除外)
2008年度以降は外れなしである。
◆法則3 同じ選択肢は最大2つ
1つの大問につき2~4つの4択問題が出る。近年は3~5つに固定されている。
1つの大問では、同じ選択肢が3つ出ることはない。多くて2つ。
例えば大問3では「ア」は3つ出ることはない、ということ。
これは、学区撤廃後の2002年度入試からずっと続いている。
◆都立入試国語の法則 まとめ
最も多いのは「エ」。迷ったら「エ」にせよ
大問3、最初の四択では「ア」はまずない
大問4、ア・イ・ウ・エが1回ずつ正解になる
1つの大問で同じ選択肢が3回正解になることはない。
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