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都立自校作成問題と共通問題の違い 国語編

[2024年8月21日更新]
都立高校入試の国語、自校作成校の問題と共通問題では何が異なるのか。

自校作成問題のみの特徴は
・漢字問題で四字熟語が出る
・記述で解答する問題が出る
・物語文の時代が"現代"とは限らない

四字熟語については、noteに一覧を載せている。

記述問題が出ることも、過去問を見たことがあれば一瞬で気づくだろう。
むしろ共通問題は、200字作文以外に記述で答える読解問題は出ない。漢字20点+作文10点以外の70点分は、すべて四択問題だ。

◆物語文がやや読みにくい
都立共通問題の物語文(小説)は現代が舞台。明治・大正時代の近代が舞台になる作品はまず出ない。
一方、大学受験では現代が舞台で中高生がメインキャストの作品が出ない。

受験生に近い年代、時代背景の方が読みやすいし解きやすい。
大学受験はそうではないので、背景知識が必要になる。例えば明治時代はタクシーもないし電話も一般的ではない(存在はする)。書生や女中奉公など今ではあまり見ない境遇もあった。

自校作成問題では、そういった近代やそれ以前が舞台の文章が出ることがある。最近だと
安土桃山時代 2023日比谷
明治時代   2024戸山、2022戸山
心の準備をしておかねば、面食らうことになる。

自校作成校をうけるのであれば、受験校以外の過去問も買ってやることをお薦めすえう。日比谷は難しいがやはり良問が多い。


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