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【旧1学区】過去6年 募集人員の変遷

[2020年10月20日 更新]
2021年度の都立高校募集人員が都教育委員会から発表された。
募集学級を減らすのが31校ある。

では募集人員の増減と実倍率の変化は連動しているのだろうか。
これを検証していきたい。今回は旧1学区。

◆4校がクラス減


旧1学区は、2021年度にクラス減となる高校はない。

2019→2020年度には八潮、大森、蒲田3校が1クラスずつ減った。
 八潮 7クラス→6クラス
 大森 6クラス→5クラス
 蒲田 5クラス→4クラス
八潮と大森は募集する人数が同じなのにクラス数が違う。
大森は少人数クラスをうたっていたためだ。

◆三田高校を見てみよう
定員割れをする学校を見ても参考にならんので、まったくその心配がない三田高校の一般入試実倍率の変化を見ていく。
実倍率とは、 受験者数÷合格者数であり、2.00倍を超えると合格者より不合格者の方が多いということになる。

データは2016→2020年度、男女別である。2018年度から定員が1クラス分、減っている。
男子 1.56→1.62→2.11→1.89→1.87
女子 2.00→1.93→1.90→1.61→1.94

その影響か、レベルの近い北園高校は2017→2018年度一般入試実倍率が1.82→2.24 と急騰した。北園高校はこの期間、募集人員の変化がなかった。

男子は確かに倍率がハネ上がっている。
女子はほぼ変わらず。2016,2017年度の高倍率を見て「定員の減る2018年度はもっと高倍率になるのでは」と考えた女子は三田を避けたからかもしれない。

とはいえ1校のデータでは心もとない。
明日から旧2学区以降のデータも見ていく。期待されたい。

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