[2024年3月5日 更新]
2024年度、都立日比谷高校は2次募集を行うこととなった。
1次募集(一般入試)で定員割れだったからではない。一般入試に合格したのに入学手続きをしない者が多かったからだ。
募集数 253
合格数 268
入学手続数 250
354名が受験したので、86名が不合格となっている。
募集人員より15名多くの合格を出したが、辞退者が18名。
不足した3名分を2次募集で補うこととなる。
日比谷は同じような2次募集を、2019年度にも行っている。
<過去記事:日比谷2次募集の原因は学芸大附属?>
過去7年の日比谷高校一般入試の募集人員・合格数・入学手続数は
2024年度 253・268・250(辞退数18) ※2次募集2名
2023年度 254・273・260(辞退数13)
2022年度 254・271・257(辞退数14)
2021年度 254・272・260(辞退数12)
2020年度 255・275・263(辞退数12)
2019年度 254・270・249(辞退数21) ※2次募集5名
2018年度 254・273・261(辞退数12)
今年は募集人員+15の合格数。ここ7年間では最も少ない。
そこに、ここ7年間で2番目に多い辞退数が重なり、日比谷2次募集という悲劇が起こった。
◆都立高校は補欠合格がない
都立中は、合格手続数が募集人員を下回った場合に補欠合格がある。
一方、都立高校には補欠合格の制度はない。辞退者が多ければ2次募集を行うしかないのだ。
順位1つの差で一般入試不合格だった受験生の無念、いかばかりか。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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