都立に入る!

【初心者講座】2021年 都立高校受験をする皆さんへ<4>

[2020年3月30日 更新]
都立入試の英語では、毎年リスニング問題が出題される。
今回はリスニングについて。

◆100点のうち20点
リスニング問題は毎年5問、計20点分が出題される。
試験時間50分のうち、約10分を使う。

リスニング5問のうち、各問題の正答率は以下の通り。
<2019年度入試>
A1 50.3%
A2 69.0%
A3 73.9%
B1 37.7%
B2 19.5%

<2018年度入試>
A1 85.6%
A2 84.6%
A3 86.3%
B1 73.3%
B2 33.2%

<2017年度入試>
A1 72.3%
A2 87.8%
A3 56.6%
B1 78.5%
B2 26.1%

A1~3は1問1答形式なので、聞きやすく答えやすい。
正答率はいずれも50%超え。
2019年度は別だが、例年80%前後が正解する。

なおリスニング内容は台本がある。
ぜひ見ておくといい。
↓受検者への配布は絶対禁止。2019年度リスニング台本

自校作成校でもリスニングだけは共通問題と同じものが出される。
制作の手間を考えてのことだろう。
ただし国際高校のみ、リスニングも自校作成問題。
共通問題とのちがいは、
・音声も一度しか再生されない
・問題数は8問。共通問題より3問多い

同じ点は、
・リスニング試験時間。共通問題とほぼ同じ約10分
・配点は20点

国際高校のHPで実際の音声を聴ける。


◆リスニング対策は中1からできる
リスニング対策は「英語をたくさん聞けばいい」わけではない。
その前にすべきことがある。

ずばり、英文の音読だ。

キミは日本語をしゃべれるだろう。
ではどうやって日本語を覚えたか。

 1.親や周りの大人の言葉を聞く
 2.言葉を話す
 3.絵本などで言葉を読む
 4.字を書く
この順番で覚えたでしょ。

言葉は本来、話す・聞くから覚えていくもの。
だからとにかく話す・聞く機会を増やすといい。

そのために手っ取り早いのが音読。
自分で読んだものを自分の耳で聞く。
一人でできる、短時間でできる、タダでできる。
格好のトレーニング方法だ。

今日からやってごらん。

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