◆学校の宿題をいつやるか問題
学校の宿題には大きく分けて2つある。
やる期間の短いものと、期間の長いもの。
前者は普段の授業で出るような宿題で、後者は夏休みの宿題や定期テストの日に提出する宿題だ。
結論から言う。
楽をしたいなら早く済ませよ。
それぞれについて、説明していく。
◆授業の宿題はその日にやる
なぜ早く宿題をやった方がいいか。早く宿題に手をつけるのには2つのメリットがあるからだ。
1つめ。
習ってすぐなら記憶に残っている。よって宿題を解くのに時間がかからない。
3日もすれば半分以上忘れてしまう。すると思い出したり、教科書やノートを見返しながら宿題を進めなければならない。当然時間もかかるし、覚えていないからうまく解けずイライラする。
短い時間で覚える効果もある。だから宿題が出たらすぐやったほうがいい。
翌日やることで、脳は「これは大事な情報なんだナ」と認識して、記憶に残りやすくなる。
テスト前まで記憶に残りやすくなるのだ。
2つめ。
小さな作業をすぐ済ませる習慣が付く。
仕事柄、いろいろな人と電子メールのやり取りをする。
私が「この人は優秀だ」と思っている人は、たいがい返信が早い。
「この人はちょっとなぁ」と思う人はたいがい返信が遅い。もしくは返信がない。
後日お会いした時に「あー、メール読んでますよ。返信してませんでしたっけ」などというのは後者タイプだ。
必ずしなければならないが、短時間でできるものはすぐやるクセをつけておく。
これはのちのち役立つ。
「数学の宿題1ページ」などは最たるもの。休み時間で終わらせよう。
やってもやらなくてもいいもの、ならどうでもいい。
だが宿題は「やらなければいけないもの」である。だったらその日に終わらせるクセをつけよう。
高校に入ったら、そのクセのありがたみに気づけるだろう。
◆やる期間の長い宿題こそすぐやる
夏休みの宿題をどうやるか。
大きく5パターンに分かれる。
1.毎日少しずつやる
2.始めの期間にやり終える
3.夏休みが終わる直前にやる
4.夏休みが終わってからやる
5.やらない
2.始めの期間にやり終える
3.夏休みが終わる直前にやる
4.夏休みが終わってからやる
5.やらない
4~5は論外。
特に4は時間が最もかかり、先生の評価も低くなる。ひどい選択肢だ。
一般的には1が推奨される。
コツコツ型が日本人には愛されるが、実は2が一番ラクで短時間で終わる。
夏休み終わりの3日間でやるくらいなら、最初の2日間でやる方がはるかにすぐ終わるよ。
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