[2024年4月22日更新]
ベテランの塾講師には強みがある。
一番の強みは結果を出せる指導力だろう。
高校受験や定期テストに向け、教科ごとに抑えるポイントを絞り、効率よく教えられる。
授業中の生徒の様子から、理解していない点を見抜きできるようはからえる。
ムダを省き、濃い授業や指導ができるのがベテランの強みと言える。
一方で弱みもある。
過去の経験、とりわけ成功した経験を長年ひきずる者がいる。まぁ塾講師に限った話ではないがね。
20年前、都立高校受験生が全員合格した。その時の指導はこうだった。
それを今の生徒にそのまま当てはめる。はたして正しいのだろうか。
自分は変わらないかもしれないが、世の中の中学生は20年前とは違う。
(むろん、変わらぬ点もある)
◆都立高校受験も変わっている
都立入試も変化している。
例えば、都立高校一般入試は何点満点か。
これに「ふつう1000点満点」と答えるのは時代遅れ。2023年度受験からESAT-J(スピーキングテスト)が導入されており、ふつう1020点満点である。
普通科高校でも全日制では男女別定員は2024年度受験廃止されている。
願書の差し替えを除き、都立推薦・一般入試ではオンライン出願である。
中学校の先生には東京都から指導が行くのだろうが、塾には指導は来ない。自分で調べて学ばなければ古い体制のままと誤解し、生徒や保護者に迷惑をかける恐れもある。
正しい進路指導ができるかどうか、塾を決める際には大事にしてほしい。
進路指導のうまいヘタを知りたく場、「都立高校受験の仕組みを簡単に教えてほしい」と質問してみるといい。
分かりやすい解答をしてくれる塾なら、都立高校受験を熟知しているし、生徒や保護者に必要な情報を必要な時期に伝えてくれるだろう。
塾に通うメリットは学習指導だけではない。
進路指導も大切だと思うがいかがかな。
都立に入る! Twitter (X) そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ
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