◆23区で最も学力レベルの高い区はどこか
2018年度実施の全国学力・学習状況調査の結果から、東京の市区別ランキングを作成した。
なお公表していない市区もあるので、公表されたもののみでランク付けしている。
今回は小学生の結果のみ取り上げている。
23区のうち非公表なのは8区。
港区
渋谷区
台東区
中野区
杉並区
北区
荒川区
葛飾区
渋谷区
台東区
中野区
杉並区
北区
荒川区
葛飾区
である。
問題は国語、算数が2種類。理科が1種類だ。
5つのテストの得点率の平均で並べた。
◆算数A
計算の能力(計算の意味の理解と演算決定)
計算の能力(計算の意味の理解)
数の大小比較
単位量当たりの大きさ
角の大きさ
空間の位置の表し方
直径,円周,円周率の関係
割合
折れ線グラフの読み取り
1問1答形式、小学校のカラーテストに近い。
◆算数B
図形の観察と論理的な考察・表現(敷き詰め模様)
日常生活の事象の数理的な処理と解釈・判断(玉入れゲーム)
情報の関連付けと解釈・表現及び判断(アンケートの結果調べ)
論理的,発展的な考察と数学的な表現(九九の表)
情報の解釈・判断と根拠の説明(輪飾り)
都立中の適性検査に似たタイプ。
文章や会話文があり、グラフ・表・イラストを見て思考する問題形式。
難易度も算数Aよりは高め。どの区でも算数Aより正答率は低い。
国語A
図書館への行き方を説明する
物語を創作する(宝物を探す物語)
オムレツの作り方を調べる
物語を読み,心に残ったことを説明する(『くらやみの物語』)
書いた文章を読み直す(春休みの出来事)
慣用句の意味を理解し,使う
敬語を使う
文の中で漢字を使う
◆国語B
言葉の使い方を見直すために,話し合う
献立を推薦する文章を書く(「かみかみあえ」)
伝記を読み,自分の考えをまとめる(湯川秀樹博士)
これも都立中適性検査にやや似ている。もっと簡単にはしてあるが。
記述形式が多い。無回答の児童も多かったようで、正答率は国語
Aよりも低い。
1位は文京区。
私立中受験率も高いが、学力も文句なしで一番だった。
過去記事
2位は千代田区。
私立中受験率も2位。学力と中学受験率は当然関係が強い。
23区内での3位は中央区なのだが、全体では武蔵野市が中央区を抜いて3位。
私立中受験率12位の武蔵野市だが、学力は高い。
ということは、中学受験せず公立中学校に行く子が多いので、高校受験生のレベルは武蔵野市は相当高くなることが分かろう。
◆都の平均以下は・・・
私立中受験率が最下位の江戸川区が、学力でも23区ワースト。
平均以下の区は、
江戸川区
墨田区
大田区
足立区
板橋区
墨田区
大田区
足立区
板橋区
公表されていないが、葛飾区もおそらくここに入る。
また、先日4/18(木)に「全国学力・学習状況調査」が実施された。
以前までの理科に代わり、英語が導入された。
高校受験でのスピーキングテストや、大学入学共通テストへの準備であろう。
日本が英語4技能に力を入れていることは節々から分かるはずだ。
中学生なら、英検を今から受けることをお薦めする。
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