都立に入る!

塾は休むな

[2024年7月17日更新]
いつも通り結論から言う。
塾を休みがちな生徒は成績が上がりづらい
理由は以下の通り。

◆理由1 学習習慣が途切れる
塾で教えてもらっているのに成績が上がらない。
こういう保護者がいるがその原因は明らか。勉強時間が足りないからだ。
Vもぎ偏差値50程度。中学校の定期テストで平均点±10点くらいのレべルなら、達成できる。
できないのなら何らかの学習障害があるかもしれない。または勉強時間が足りないのだ。
学校の授業とは別に、平日3時間・休日6時間の正しい学習ができていれば上記のスコアはけっして難しくない。

塾に通うのは、学校以外の学習時間を定期的に確保したいからだろう。
塾を休めば勉強時間が減る。前の授業日との間が空くので、覚えたことを忘れることにもなる。

◆理由2 勉強以外を優先している姿勢
体調不良や学校行事、結婚式や葬式は別として、他の用事を優先するために塾を休むのはいかがなものか。
毎週塾の授業がある曜日と時間は固定のはず。
上記のようにやむを得ない用事ならまだしも、「家族で食事に行くので」や「誕生日パーティーをやるので」などの理由で塾の優先順位を下げて欠席する。その心意気で成績が上がると思っているのだろうか。

せめて「どうしてもその日は行けないので、代わりに△月△日の午後5時から9時まで塾に行って勉強します。」くらいの代替案を出せ。

なお個別指導塾の先生にとって、生徒の授業欠席&振替は悩みの種。時間も人件費などのコストもかかる。欠席ばかりする生徒は嫌われる客だと自覚してほしい。

「塾に通っているのに成績が上がりません」と他人のせいにするな。
「塾の指示通り、スケジュール通りに勉強していないから成績が上がりません。原因は我が家にあります」って考えた方がいい。

◆理由3 塾が見放す
休まず遅刻もせず真摯に勉強に向き合う生徒。
事あるごとに欠席する生徒。
アナタが講師ならこの2人の生徒、どっちを熱心に教えたくなるだろうか。プロであろうと塾講師も人の子。感情はある。

塾に通っている皆の成績が上がっていないのなら、その塾がダメだ。
だが、他の子は成績が上がっているのに我が子の成績は上がっていないなら塾に非がない。
自分の側に何らかの問題があると考えた方がいいよ。

塾のせいにして他塾に移ったとしても結果は同じ。
時間とムダなお金を失うだけだから。


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