[2020年4月23日 更新]
今日は旧6学区。
単位制を除く全日制普通科高校が最も多いのが旧6学区。
◆ほとんどが偏差値アップ
明らかに他の学区と違う。
偏差値が下がったのは1校、葛西南のみ。
他は「変化なし」か「偏差値アップ」だ。
男女とも偏差値が大きくアップしたのは本所と小岩。
なぜ下位の都立高校も偏差値が下がらないのか。
理由の一つは私立高校が少ないからだろう。
他の学区では「最下位都立高校に行くくらいなら私立高校へ行く」という家庭が多いと予想している。
実際、多くの学区最下位校は偏差値、実倍率を下げた。
2012年度→2020年度の実倍率を比べてみると
<男子>
大森1.23倍 → 1.00倍
深沢1.43倍 → 1.00倍
練馬1.12倍 → 1.00倍
大山1.12倍 → 1.09倍
青井1.30倍 → 1.00倍
南葛飾1.51倍 → 1.37倍
<女子>
大森1.10倍 → 1.00倍
深沢1.53倍 → 1.00倍
練馬1.40倍 → 1.00倍
大山1.11倍 → 1.07倍
青井1.41倍 → 1.00倍
南葛飾1.43倍 → 1.31倍
練馬と大森は分割募集でない
定員割れしなかったのは大山と南葛飾だけ。
しかし旧6学区は、1つの区に2~4校しか私立高校がない。
(最も多い文京区は20校ある)
私立に行くといっても、この地域は選択肢が少ないのだ。
<私立高校 所在地>
墨田区…日大第一、安田学園
江東区…かえつ有明、中央学院大学中央、中村、芝浦工大附属
葛飾区…共栄学園、修徳
江戸川区…愛国、江戸川女子、関東第一
芝浦工大附属高校は50名しか募集しない(中学入試では160名募集)
もちろん他の学区や千葉県の私立高校へ行くという方法もある。市川や専修大松戸は都立併願校として人気が高い。
が、どちらも下位校ではない。
大田区など隣接した区へ通うことになる。
◆2021年度も変わらず
私の予想は上記の通り。
2021年度に易しくなる要素が見つからない。
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