[2020年3月23日 更新]
もうすぐ中学3年生になるキミたちへ、そしてその保護者の方に。
絶対に知っておいてほしいことを、超基本からお伝えする。
なお、これからお伝えするのは現時点でのものであり、2021年度入試では変更点があるかもしれない。
その場合は発表され次第、すぐにお伝えする。
例外もいくつかあるが、ここでは「大半の全日制普通科都立高校の形式」と考えてほしい。
◆標準的な受験方法は次の2つ。
・推薦に基づく入試(推薦入試)
・学力検査に基づく入試(一般入試)
・学力検査に基づく入試(一般入試)
順に説明する。
◆推薦に基づく入試(推薦入試)
例年、1月末に実施する。
今年は2020年1月26日~27日に実施した。
全定員の20%を募集する。
学力検査つまり筆記テストはやらない。
・調査書点
・面接点
・作文 または 小論文 の総合得点で決まる。
調査書点は3年生2学期通知表の点数を合計したものだ。
点数の比重は高校によって差はあるが、たいていの高校は
・調査書点 50%
・面接点 20~30%
・作文 または 小論文 20~30%
となっており、調査書点が半分を占める。
「推薦入試を受ける生徒は通知表の点数が高いほど有利」である。
また定員が少ないこともあり、一般入試よりも合格するのは難しい。
2020年度入試では、
推薦入試 受検倍率 2.92倍
一般入試 受検倍率 1.38倍
と大きな差があった。
◆学力検査に基づく入試(一般入試)
例年、2月後半に実施する。
今年は2020年2月21日に実施した。
全定員の約80%を募集する。
・調査書点
・学力検査点
調査書点が30%、学力検査点が70%を占める。
学力検査は国語、数学、英語、社会、理科の5教科。
すべて100点満点であり、教科ごとに比重の違いはない(くどいが例外はある)
私立高校受験は3教科が主流だが、都立は5教科。
私立高校受験は3教科が主流だが、都立は5教科。
調査書点は「換算内申」を使う。
出し方はここを参照されたい。
<過去記事:2020最新版 都立高校入試 換算内申の出し方>
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