[2020年1月4日 更新]
高校受験で一度は耳にしたことがあるキーワードが「偏差値」だろう。
おおまかに言えば、受験生全体のうちでどの位置にいるのかを示す数値である。
<過去記事:偏差値60ってどのくらいか>
しかし、都立高校の合否の可能性は偏差値だけでは測れない。
その理由を分かりやすく説明する。
先に言っておくが偏差値だけでは測れないが、偏差値が合否の目安になるのは間違いない。
◆都立高校一般入試の3割は内申点
すでに知っている方には恐縮だが、都立高校一般入試は
内申点(調査書点) 300
検査点(入試の点) 700
1000点満点の総合得点で決まる。
内申点は通知表オール1でも60点なので、60~300点の241点分の範囲で差がつく。
この内申点によって、入試の点の合格最低ラインが変わるのだ。
つまり、都立高校の偏差値とは「(合格者の)一般的な内申点と同じ場合の偏差値」ということになる。
ネット上には色々な偏差値情報が落ちているが、そもそも偏差値とは「何の模試の偏差値なのか」によってその意味が異なる。
レベルの低い受験者の模試での偏差値50と、ハイレベルな模試の偏差値50は同じではない。
なんの偏差値なのかを明記していない情報には意味がないのだ。
ちなみに当サイトでは、Vもぎの偏差値をベースとして独自の調整を加えたものである。
<過去記事:2020年度入試 都立高校偏差値ランキング<女子>>
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