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【都立理科】いちばん出る指示薬は?

[2022年11月11日 更新]
酸性やアルカリ性であることを検出することができる指示薬。
もちろん都立高校入試でも出る。
代表的なのが「リトマス試験紙」、「BTB溶液」、「フェノールフタレイン溶液」の3つ。

では過去にどれが何回出たのか。

◆最多はBTB溶液
10年分の都立入試問題を洗い出した。
いずれの問題も、その性質を正しく理解していれば取れる問題である。

 リトマスBTBフェノールフタレイン
2022年度  
2021年度  
2020年度   
2019年度   
2018年度  
2017年度
2016年度  
2015年度  
2014年度   
2013年度

BTB溶液が5回。
リトマス試験紙が4回。
フェノールフタレイン溶液は2回と少なめ。

BTB溶液は化学の問題だけでなく、生物単元でも出てくる。
2015年度は「オオカナダモを入れる試験管に、薄い青色のBTB溶液を入れて息を吹き込み薄い黄色にする」という呼吸、光合成のはたらきの問題。定番である。
二酸化炭素は酸性のため、二酸化炭素が減れば酸性→中性と水溶液が変化することに気づけばいい。
水素イオンがなくても二酸化炭素は水に溶けると酸性になるし、水酸化物イオンがなくてもアンモニアはアルカリ性を示す。

色を聞かれるのではなく、実験結果からどのようなことが分かるのかを考える問題が出る。

入試に出やすいのはBTB溶液だが、この3つは出ると思った方がいい。

次回もう少し「検出用の試薬」について伝える。

都立に入る! Twitter そのときに必要な情報をこっそりと。ミンナニナイショダヨ


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