[2020年2月28日 更新]
都立高校には「合格最低点」がない。
募集人員よりも受験者(正確には受検者)が少なければ、全員が合格する。これを全入と言う。
2020年度の一般入試で全入が確定している区部(旧1~6学区)の全日制普通科都立高校を挙げる。
申請事項に問題がなければ、不合格になることはない。
申請事項の問題とは「実は東京都内に、保護者と一緒に住んでいない」などルールを破った場合である。
◆令和2年度入試 男子の全入
大森高校
八潮高校
深沢高校
大泉高校
富士高校
光丘高校
練馬高校
両国高校
青井高校
葛西南高校
八潮高校
深沢高校
大泉高校
富士高校
光丘高校
練馬高校
両国高校
青井高校
葛西南高校
10校ある。
全入の常連である蒲田高校は20名程度の不合格者が出る予定だ。
◆令和2年度入試 女子の全入
大森高校
八潮高校
蒲田高校
深沢高校
大泉高校
富士高校
光丘高校
練馬高校
田柄高校
青井高校
葛飾野高校
葛西南高校
八潮高校
蒲田高校
深沢高校
大泉高校
富士高校
光丘高校
練馬高校
田柄高校
青井高校
葛飾野高校
葛西南高校
女子の方が多く12校。
なお田柄高校は外国文化コースも全入だ。
◆令和2年度入試 単位制の全入
墨田川高校
忍岡高校
忍岡高校
墨田川が全入とは…
252名の定員に対して、最終的に270名が出願。
しかし、受験したのは250名なので全入が確定した。
忍岡高校の生活科学科は、49名の定員に対して50名が受験した。
おそらく1名だけが不合格になる。
◆来年度はどうなるか
都立普通科の最下位校は、引き続き全入が続出すると考えられる。
(今回は定員より11名だけ受験者が上回った)大山高校あたり、来年は全入の可能性もある。
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